2025年3月8日土曜日

こころの時代 山折哲雄

春を飛ぶ余白際立つジャケットよ
春を飲むマッカーサーはマニラ産
春香る吉田(茂)愛飲ハバナ産
春の空愛なきものへ馬鹿野郎
百五十億円使い切る秋夜

■こころの時代 こう生きた どう生きる 山折哲雄 現在を問う
宗教学者 山折哲雄

あのね もう今 93歳になりました 明け方2時から3時 目が覚める
頭がスーッとして 本当の夜明けの静謐の時間が来る
これがいちばん頭が冴えるんですよ 冴える中でやってるのは何か
「妄想」ですよ いろんな「妄想」が出てくる 真か偽かわからない
「妄想」っていうのは…。

歴史学者 哲学者 服部之総 1901-1956
呪はれたる宗門の子 親鸞はひたすら農民とともに
浄土真宗 本願寺派 専念寺(山折哲雄の実家)
専念寺住職 山折時信(11歳年下の弟)
兄貴っていうよりも親代わりみたいなもんだったですね
学校はいる時だったかな「尊敬している人なんて書いたらいい?」
って言ったら「そう言われたら親鸞聖人って書け」
って言われたんですよ いちばん危なげねえのは「両親」って
書けばいいのに 父親じゃなくて「親鸞聖人って書け」
っていうことを言われた覚えがありました (兄は)大学の時なんか
休みで戻ってくるわけです そうしてサンスクリット語
ここの部屋で勉強してるんですよ
親鸞(1173-1262) 親鸞筆「教行信証」顕浄土真実教行証文類
和讃 人々と仏の教えを讃嘆しようと親鸞が詠んだ歌
自然法爾 無常 
祇園精舎の鐘の音 諸行無常の響きありー平家物語
宮沢賢治「雨ニモマケズ」手帳 
イエス・キリストの人生は30年 ブッダの人生は80年
キリスト教は青春の思想をベースにしている 老いが抜けている
ブッダ 四十期(学生期 家住期 林住期 遊行期)
サヌヤーシン 遊行者 
Religion 
空海は初心 最澄は道心 法然は信心 
親鸞は深心 道元は身心脱落 日蓮は観心 
楕円構造 政治的権力と宗教的権威の両立 多元構造
小国寡民「小さな国土に少数の民」老子が理想とした国家像
柵封体制 中国と周辺諸国との主従体制
二重構造で共存している

親鸞「愚禿悲歎述懐」山折哲雄筆
浄土真宗に帰すれども真実の心はありがたし
虚仮不実のわが身にて清浄の心もさらになし
悪性さらにやめがたし こころは駝截蝎のごとくなり
修善も雑毒なるゆえに 虚仮の行とぞ名づけたる

非僧非俗
松尾芭蕉(1644-1694) 
僧に似て塵有 俗にゝて髪なし
(僧侶に似て俗塵があり 俗人に似て剃髪の身)

良寛(1758-1831)
俗にあらず沙(しゃ)門にあらず
(俗人ではなく僧侶でもない)

世間虚仮 唯仏是真
親鸞の一番大切にした言葉

旅に病んで夢は枯野をかけ廻る   芭蕉 辞世句
上記は仏教の根本的思想

自分は何者か?自分は何者でもない!
ジャンル別に問題を見る
世界を変えるのは人間 無空幻 それくらいの覚悟で生きていく

良寛の遊び方に感銘を受けた
良寛は醜い子(貧しい)を普通(平安)の子にするために遊び続けた
ここで本来の金太郎の話と結びついた

夜明けの静寂は天下絶品の時間

私は山折哲雄氏と同じことを日々繰り返していました
今日も午前1時45分に目覚めスケジュールを熟しました。
何かお仲間がいて物凄く嬉しくなりました。

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