2026年9月30日水曜日

草間彌生の言葉&江本孟紀&「げげん」&兼題「新米」

猪や雑食なのか美食家か

生きる術学ぶ瓜坊多摩川を

落ち鮎を狙う人をり背なを鳥

飯谷を黄色味帯びた鮎急ぐ

膨らんだ黄色きお腹下り鮎

 

■草間彌生女史の言葉

私の富士山~浮世絵版画への挑戦~より

 

富士山を見て

「やっぱりみんなが騒ぐだけのことはありますね すばらしいです

 私は長野生まれだけど山に囲まれた所で暮らしてきました 

 子どもの時 でも こういった… 完全な姿の孤立した高い山って

 いうのは ここで初めて見ました」

 

「点々ボチボチと目玉は私のトレードマークを描きました

 前衛的な仕事と伝統とふたつが重なることは非常に面白いものが

 出来るかもしれないですね それを見てみたいと思っております」

 

「死の瞬間」

「自分はどうしても死んでももっと絵を描きたいと思ってますから

 だけど そう思いながらね 生きてきてもう何十年もたったら

 振り返ってみたら 美術しかなかったのね 私にとって…

 だからこれから先ね もっと元気出してね 私自身も歳をとったらから

 一日も惜しくてね だから 死にたくないんです もっともっと

絵を描いて それで死んだ後も もっと絵を描いて… 自分の生命の限り

絵を描いていきたいと思っています」

 

「でも富士山って 好きになったよ 私描いていて それまでは

 富士山ってわかんなかったもん 行ったこともなかったしさ

 富士山に興味を持つようになりました そのかわり私の富士山ですよ

 私の作った富士山 威厳があってさ 堂々としててさ 

永遠だって感じがするの 心身ともに疲れちゃった」

 

28歳の時 草間はアートの中心地 ニューヨークに渡る

そして独自の表現を生み出す 

小さな網の目が無限に広がる「無限の網」

 

身体の中に水玉を付けて周りの環境も全て水玉模様にしていく

すると自分自身の存在がその表現のなかに埋没してしまう

それが自己消滅なのである

「水玉による自己消滅」(1968)

 

水玉はあらゆる作品に展開され草間彌生の代名詞となっていく

 

「ミラー・ルーム生命の輝きに満ちて」(2011)

 

「自分が死んでお墓に行って そこから見上げた富士山

 そういった感じなの 黒いところが見えて

 自分があの世へ行った時に見た富士山

 これ(黄色い富士山)生命感にあふれた富士で生き生きと語りかけてくる」

 

「こういう絵の具 色ってあるの?」調合するんです

「これは私こういったとき使えないの?だってこんなに綺麗なのに

 あのピンクの色も素敵ね」

 

生命の根源

 

■鶴瓶ちゃんとサワコちゃん

ゲストは江本孟紀さんでした。

❝エモやん❞でお馴染みの元プロ野球選手。

甲子園に行けなかった理由、プロ野球選手になるまでの経緯。

恩師・野村克也氏、張本勲氏、田淵幸一氏とのエピソード。

政治家の時のお話は面白かった。

現在スキルス性の胃癌に罹患されていることは

ネタにしておられました。

大物は違いますね…。




 






■夏井いつきのおウチde俳句

一分季語ウンチク「げげん」

 

ひらがなでげげんとだけ書かれても 

一瞬何のことだろうって感じがいたしますね

虫か何かだろうかなんて考える人もいるかもしれませんが

これは「月」の傍題になるんですね

日本の三大季語として「雪」「月」「花」と言いますけれども

その内の一つ「月」の傍題として「けげん」

これは下弦の月のことをこう言うわけなんです

「月」はその満ち欠けによって様々な描き方ができる

その出の早い遅いだとか そして映像として

その「月」の欠け具合みたいなものを表現することもできる

様々な表情がつけられるわけです

「げげん」という使い方をした場合 

その月の大きさはどれくらいか 何時位に出ているのか

そしてこのひらがな表記の「げげん」

この面白みをどう活かすか

案外挑むと大変な季語かもしれませんね

 

■ギュッと四国 家藤正人の俳句道場 

兼題「新米」秋の季語 傍題 今年米 早稲の飯など

 

ギュッと!特選

新米を研いでわたしの手がやさしい   慈雨

選句のポイント 新米への期待感

 

放送で紹介された句

佳作 新米や水がいいけん美味いんぞ   城の桜

新米のふわふわかおるいい匂い   愛里

佳作 新米を送る品名は愛とす   つしまの珠紋

佳作 新米の粥ひと椀の豊かさよ   孫の手観音

秀作 こんな日に新米となる嗚呼(ああ)甘い   しみずこころ

新米を湯気まっすぐ立つ幸せの白   みずきんぐ

(添削 幸せの白新米の湯気ますぐ)

広告の新米求め店梯子   日野典文

秀作 新米やもまれなくともよい時世   正念亭若知古

秀作 合といふひかりの単位今年米   伊藤映雪

 

秀作への道 「類想からの脱却」

新米で作るおにぎり最高だ   レモン

新米をにぎり結びて具は秘密   お白い花

⇕

秀作 新米を100gほど手に湿す   かいみきまる

 

現在募集中 太刀魚 秋の季語 締め切り 明日

次の兼題 冬の朝 冬の季語 募集期間 9/21~10/18 

2026年9月29日火曜日

100分de名著 ハクスリー❝すばらしい世界❞②

猪やせっせと蒐場(ぬたば)造りをり

猪は蒐場(ぬたば)好き好きこすりつけ

河川敷胡桃を食す猪よ

多摩川の裁縫上手雪加(セッカ)かな

筍の下だけ食す猪よ

 

■100分de名著 ハクスリー❝すばらしい新世界❞②文明社会が捨て去ったもの

堤未果 伊集院光 阿部みちこ

野蛮人居留地

バーナード・マルクス(アルファ階級)

レーニナ(ベータ階級)

ジョンにはリンダという母親がいます

 

「どうしてこんな生活ができるのかしら」

信じられない気持ちを憤慨とともに声に出した。

「❝清潔こそフォード的生き方❞なのに」

「でも、ここの人たちはわれらがフォード様のことを

聴いたことがないし、文明化されていないからね。(略)」

「ね!あれ見て」レーニナが腕をつかむ。

顔は白くて皺が深く刻まれ、黒曜石の仮面をかぶっているようだ。

(略)背中は曲がり、ほとんど肉のない骨と皮ばかりの痩せた身体をしていた。

「年をとっているだけだよ」バーナードはできるだけさらりと言った。

「年をとってる?でも、センターの所長だって年をとってるじゃない。

 高齢者は大勢いるけど、あんな人は一人もいないわ」

「僕たちの方じゃ高齢者があんなふうになるのを許さないからだよ。

 病気を予防する。内分泌物のバランスを若いときの状態に人工的に保つ。

 若い血を輸血する。新陳代謝をつねに促進する。

だからあの年寄りのようにはならない。(略)」

「ああ、嫌だ」レーニナが小声で言った。不快な現実は次々に襲ってきた。

二人の若い女が乳房を赤ん坊に含ませているのを

見たときには赤面して目をそむけた。

そんな破廉恥なことは見たことがなかった。

ああいう親密な関係っていいね」と

バーナードはわざと良識に反することを言った。

「きっと強烈な感情が湧いてくるんだろうなあ!よく思うんだよね。

 人は母親を持たないことで何かを手に入れ損ねているのかもしれないって(略)」

「もう行きましょうよ」レーニナは懇願した。「ここは嫌」

「すばらしい新世界」黒原敏行訳より

 

文明社会とは真逆!居留地の生活

    文明社会 野蛮人居留地

清潔さ  〇     ×

老い   ×     〇

母親   ×     〇

 

文明社会が捨てたものがそのまま残っている

土着の宗教とキリスト教が融合 本物の宗教

若者が生贄(いけにえ)として鞭打ちを受ける

 

「あなたたちは文明人でしょう?居留地の外の、別世界から来たんでしょう?」

「きみはいったい…?」バーナードは驚いて訊き返した。

若い男はため息をつきながら首を振った。「僕はとても不幸な男です」

 

ジョンとリンダ

「馬鹿!」リンダは叫び、急にジョンをぶちはじめた。何度も、何度も…。

「リンダ、お母さん、ぶたないで!」「わたしはお母さんなんかじゃない。」

「野蛮人になりさがって、動物みたいに子を産んで… あんたさえいなければ、

 わたしは監督官のところへ行って、帰らせてくれるよう頼んだのに。(略)」

 

母親になったリンダの苦悩

ジョンが喜びを感じること

 

「なぜ僕を生贄にしてくれないんだろう。僕ならあの二倍の血を流しましたよ。

 ❝見わたすかぎり波また波の大海原を朱(あけ)に染め❞て」

(マクベスの一説)

「でもやらせてくれない。僕は❝個の顔色で❞嫌われているんです。(略)」

(ベニスの商人)

❝人は、ほほえみ、ほほえみ、しかも悪党たりうる❞。

❝情け知らずの、恩知らずの、女たらしの、人でなしの、大悪党め!❞

こういう言葉は正確にはどういう意味だろう。なんとなくしかわからない。

それでも魔法は強力で頭の中でごろごろ鳴りつづけた。

前は本当にはポペがを憎んでいなかったかのように思えた。

どれほど憎んでいるかを言い表せなかったから、

結局それほど憎んでいなかったのだ。

だが、今ではあの本の言葉を知っている。

それらはポペを憎み理由を与えてくれた。

 

それ以降ジョンはシェークスピアの言葉を口にするようになったのです。

 

「僕はいつも独りぼっちでした」とジョンは言った。その言葉は

バーナードの胸に悲し共鳴を生んだ。いつも独りぼった…。

「僕もそうだよ」と思わず真情を吐露した。「ものすごく独りぼっちだ」

「そうなんですか?」ジョンは驚いた顔をした。

ジョンは大きく息を吸った。「ああ、これが本当のことになるなんてー

僕はずっとこのことを夢見てたんです。」「❝ああ、すばらしい新世界、

こういう人たちがいるとは!❞。すぐ出発しましょう」(テンペスト)

 

テンペストの中で

父と怪物以外を孤島で育った娘ミランダが

 

人間の一行を初めて見て言う言葉

 

「もやもや」しているだけでは感情として体にないってこない

言語化して初めて意識される 

国家は幼児の時に本に近づくと電気ショックを与えて本を嫌いにさせる

感情を言語化したときに初めて私たちは自由意志を持つ

古い時代の人が同じ感情を持っていた

自分の感情を確かめられるのが古典を読む大切さ

 

バーナードの計略

ジョンとリンダを文明社会に連れていく バーナードの目的は「保身」

ジョンの父親は孵化センターの所長であることをバーナードが気付く

いい場面にしてくれないのがハクスリー

 

バーナードは成功に心地よく酔い

(良質の陶酔作用を持つ物質を摂取した時と同じだ)、

これまで強い不満を抱いていた世界と完全に和解した。

こちらを重要人物と認識してくれる限り、

この世界の秩序もいいものだった。

もっとも成功によって和解したとはいえ、

秩序を批判する権利は手放したくない。

なぜなら批判という行為によって、自尊感情が強まり、

自分をより大きな存在だと感じることができるからだ。

(と同時に、成功したことと、女の子たちと好きなだけ

セックスできることを本心から歓んでもいたが)

バーナードは自分を巨人のように感じ、

しかも高揚感で空気より軽くなった気分を味わった。

 

満たされたバーナードの心

承認欲求の罠

2026年9月28日月曜日

兼題「枝豆」&テーマ「方言」

青き空墓地に似合わぬ彼岸花

彼岸花すまして守る農地かな

堂々と公金横領秋あわれ

好かれる人になる努力残る蠅

風と戯るパンパスグラス夜長

 

■NHK俳句 兼題「枝豆」

選者:高野ムツオ ゲスト:池田瑠那、佐怒賀正美、サンキュータツオ、かわにしなつき

司会:柴田英嗣

年間テーマ「語ろう!俳句」

 

枝豆:秋の季語 旧暦では秋に収穫の時期を迎え十五夜や十三夜のお供えに使われた

 

①   枝豆の産毛に溶くる藻塩かな   池田瑠那

②   吾輩は枝豆捜査隊である   サンキュータツオ

③   枝豆や胡坐(あぐら)の中に胡坐掻(か)き   高野ムツオ

④   枝豆をつまみ成行きのため口   佐怒賀正美

⑤   枝豆やおもてかうらか天まかせ   かわにしなつき

枝豆の(の子季語)は月見豆だから十三夜の月見にお月様を拝むわけだから

天井に全て自分の運命は任せましょう という気持ちは伝わってくる

 

・特選三席発表 兼題「枝豆」

一席 枝豆や君を千里に置いて酌(く)む   神田央子(なかこ)

二席 潮風はわだつみの息月見豆   翡翠工房

三席 ふたたびの夫婦ふたりや月見豆   鈴木朗

 

・特選

歯につまる枝豆胸にくる言葉   小手川とし

菜園の枝豆を茹で妻を待つ   有本泉水

枝豆も毛ガニのような茹で上がり   久保廣高

なほ匂ひたる枝豆の殻の山   吉田貴蘭

枝豆とAIあれば一人飲み   長谷川淑子

枝豆の殻を積みつつ夢語る   碓氷茜

 

■NHK短歌 テーマ「方言」

選者:梶原さい子、ゲスト:高橋源一郎、司会:尾崎世界観

年間テーマ「私の宮沢賢治」

 

高橋源一郎著「ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ」

一応タイトルどおりなっているが中身は全部現代の風俗

宮沢賢治がA面だとしたらB面

 

賢治の作品には岩手の方言をいかしたものがたくさんある

いっしょけめにちゃがちゃがうまこはせでげば

夜明げの為が泣くだぁいよな気もす   宮沢賢治

 

岩手の伝統行事 チャグチャグ馬コを詠んだもの

馬が一生懸命走ってきた それを見ていたら泣きたくなってきた

実際の方言の混沌とした部分を書きあらわそうとした部分 梶原

方言の達者な人が読んだようには頭の中で鳴っていない 高橋

方言は文字と音と言う二重性を持っているのかもしれない 梶原

 

・入選九首 テーマ「方言」

金沢の犀川縁(さいがわべり)の喫茶店冬の光の「ほんなごめんね」

益田信行

もも組のさきちゃんゆうくんだいちゃんが関西弁で迫りくる朝

吉野夏美

けったマシーン自転車よりも速いねぇすべての風を味方につけて

つきひざ

三席 私 「あいつでしょ」と多分言われた青森の下風呂温泉共同浴場

川合梅子

一席 かなんなあ、ほんまになあと暑さごと紙風船に乗せるやりとり

久藤さえ

ふくしまの上に薄手の東京を羽織ってわたし生き抜いていく

吉田敦史

二席 電話鳴り店を出て行く友だちが花びらみたいにこぼす方言

大岩摩利

方言を持たない者の正月に雪は静かに積もっていって

小川拓馬

使ひ来しアクセント達を捨ててゐる四月の学食ひかりのなかで

浅見邦恵(縦の方言 高橋 これは鋭いご指摘)

 

・わたしの宮沢賢治

方言を歌に持ち込んで新しさ 

国全体として方言は使わないようにという方向性があった 梶原

樋口一葉なんか完全に古い言葉で書いている

宮沢賢治はちょっと格別 高橋

 

「何の用だ。」「酒の伝票。」「誰だ。名は。」

「高橋茂吉(きづ)。」「よし。少(ぴゃ)こ、待で。」 宮沢賢治

岩手の言葉響きいかしたいという意思を感じる

日本語の近代化の中であえて方言を使っている 高橋

 

鹿踊りのはじまり 人間も鹿も全部方言

ぎんがぎがの

すすぎの底でそっこりと

咲(さ)ぐうめばぢの

愛(え)どしおえどし。

 

嘉十(かじゅう)っていう農夫なんですけど 聞こえるのがすごい

その鹿の声は土地の声 人の声でもあるという循環

人と土地の精と鹿が全部一体化している

それを全部つなげているのが言葉

歴史はその土地によって全部違う

それが方言という音になって全部違う

それが方言という音になって聞こえてくる

土地が発する音楽をずっと聞きとってきたのが 賢治という人の特殊性

 

ただ一人生き残れるを語る子の訛りを追うて白き字幕は

梶原さい子

 

この子の訛りはいなくなってしまった家族の中で育まれたもの

これからこの子は自分の本当の言葉が通じない世界で

生きていかなければならない

 

これから宮沢賢治の重要性がすごく増えてくる 高橋

自然主義のようなフラットな小説はあまり僕らのためにならなかった

 

・いちご摘み

サーフィンにガチる未来もあるんかな、の五年目の街 登山もいいね

井口寿則(好きな歌人 東直子)

⇩

背泳の腕に重たくみづ分けて触れ得ぬものを未来と呼べり

上川涼子(好きな歌人 大手拓次)

 

未来を概念じゃなくて自分の身体に引き寄せて考えよう

空を見上げて薄くずっと光を感じている感覚を

思い出したんだと思います

摘んだのは「未来」

 

昨年発表した「水と自由」で 第51回現代歌人集会賞 を受賞

芬蘭(ふんらん)は如何なる花と思ふときはるかにめぐらせる植物誌

「水と自由」現代短歌社より

 

私がこうやって詩歌を書いたりしているのは

私に言葉を教えてくれた人がいるっていうこと

自然を歌うことについても 自然がそこにあるという恵みを

受取っているから 自然の歌が作れる その贈りものへの

返礼として私が持っている詩歌的な技術をすべて注ぎ込もうと

試みたのが 「水と自由」という一冊です

2026年9月27日日曜日

村雨さんと日本庭園たしなみ巡り 仁和寺&「氷頭膾」

シロハラとアクロス山のダンゴ虫

キジバトや羽抜き取られ食べられて

倒木に竜胆の花寄り添わん

夜半の月師を失った帰り道

ひっそりと二十四夜月(にじゅうよやづき)輝かん

 

■村雨さんと日本庭園たしなみ巡り 世界遺産 京都・仁和寺(にんなじ)

村雨辰剛 

御室桜(おむろざくら) 国宝金堂 国の名勝に指定2つの庭

門跡が暮らしたお庭 暮らしのための工夫がされている

暮らしを豊かにする庭づくりの工夫

 

仲隆裕教授 京都芸術大学 歴史遺産学科 

 

仁王門

歴代天皇や皇族が出家して住職になられている 格式の高いお寺

平安時代888年建立(こんりゅう)

899年宇多天皇が出家

仁和寺の住職:天皇や皇族出身の「門跡」が務める

天皇が初めて出家し住職を務めたお寺

左側 出家した天皇・皇族のお住まい

門跡が暮らした庭 暮らしのための工夫がされている

宸殿(しんでん)の南側にある庭なので南庭 仁和寺御所庭園

妙心寺 退蔵院 枯山水:石組や植栽で山水などを表現

右手奥に勅使(ちょくし)門 天皇の使いが通れる

 

たしなみポイント

鑑賞だけじゃない!儀式を行う広場

(勅使門から)入ってこられて儀式が行われる

中秋の名月を楽しむ行事は今も行われている

 

たしなみポイント

白砂が光を反射し部屋を明るく照らす

白川砂を敷いているのも生活をよくする工夫の一つ

電気のなかった時代に明かりを部屋の中に取り入れる

 

格式の高さを示す目印 5本線が入っている筋塀(すじべい)

筋塀:白い線が入って塀 最も格式の高い寺院には5本の線が引かれる

 

宸殿の奥に広がる北庭 仁和寺御所庭園

南庭と違って豪華絢爛 緩やかに斜面になっていて正面が築山になっている

高低差もあり庭が立体的 五重塔の借景が素晴らしい

 

たしなみポイント

池は鑑賞だけではなく 暑さ対策の知恵

水が流れている所と地面気温の上がり方が違う 気温差ができると風が吹く

 

仁和寺は応仁の乱で一度焼失 

江戸時代 京都御所の常御殿を移築 皇族出身の住職の住まいに

江戸時代に造られた池庭があって少しずつ手を加えられた

明治時代 火事で建物・庭を焼失

大正時代 小川治兵衛の手によって庭を修復し現在の庭となった

 

小川治兵衛と聞くと芝生のイメージ 

落ちる水 流れる水 溜まる水 いろんな姿を見せてくれる

江戸時代の姿を残すもの 光格天皇お好みになった茶室 飛濤庭(ひとうてい)

重要文化財 飛濤庭

神勝寺 露地:客人が心身を清めて気持ちを整えるための庭

内路地 外露地 蹲踞(つくばい) 腰掛 中門 

 

たしなみポイント

屈(かが)まなくても入れる貴人口

外露地と内露地を分ける役割は橋

江戸時代の終わり頃 光格天皇のお好みで営(いとな)まれたお茶室

飛濤庭:門跡がここを渡る際 瀧のしぶきがかかったのが名前の由来

躙口(にじり)が大きい 皇族がお使いになる貴人口(きじんぐち)

貴人口:位の高い人が立ったまま出入りできる

プライベートで光格天皇が仁和寺を訪れて門跡様とお話された

天井も凝った造り 3種類ある 

茶室は質素なイメージがあるが全体的に遊び心を感じる 村雨

唯一無二の茶室

 

たしなみポイント

滝の水音が癒しのBGMに!

滝の水音も暮らしを彩る要素 暮らしのBGMでもあった

 

一番上の水が落ちてくる石が傾いていることがわかった

元の位置に戻して下の石全体に水が落ち音が大きくなった

 

暮らしをよくする側面から2つの庭を案内した

白砂を敷くことで反射光を取り入れ部屋を明るくした

池を造り風を吹かせた 仲隆裕

 

当時から工夫して作っていたのが奥が深い

今の庭づくりのヒントになるかも 村雨

 

■夏井いつきのおウチde俳句

一分季語ウンチク「氷頭膾(ひずなます)」

 

個人的な思い出を話しますけれども 僕生まれて初めていつきさんから

もらった歳時記が これ位の大きさの古いものだったのですが

それに書いていた「氷頭膾」この頭を食べるというものを読んで

ずっと気になっていたのです どういうものかというと

塩鮭の頭の軟骨を人参とか酢とかと合わせて食べる

というものなんだそうです

ただ愛媛県で生まれ育った私には一度も食べる機会はないものとして

歳時記でだけ眺めておりました

便利な時代になったのでインターネットで調べてみると

岩手の辺りではよく食べる食べ物だそうです

岩手の人にとっては正月に欠かせない料理ということも

書いてあるんですけど 歳時記の分類としては秋の季語

鮭が獲れる頃だからなのでしょうか そういう分類になっているようです

一度賞味してみたいものでございます

2026年9月26日土曜日

わたしの日々が、言葉になるまで 島本理生 清原果耶

地虫鳴く値上げ止まらぬプロテイン

鯖缶を贈答品に秋の声

消えていくチーズ商品おけら鳴く

秋の蝉村神様のホームラン

(村神様)秋麗故障あってもぶったぎる

 

■わたしの日々が、言葉になるまで 大喜利合戦!見事な返しとは?清原果耶

島本理生 清原果耶 阿部真央 劇団ひとり 桐山照史

本音が言えないとき うまい返しの言葉

「怖そう」⇨「迫力あるね」

うまい返しのヒント 外見以外のことに話をそらす

「いいお父さんになりそう」⇨「優しそう」の言い換え

いかつい⇨ワイルド系 幼い⇨子犬系

 

「あの映画見た?」うまい返しの言葉

「教えてくれてありがとうございます。今まで見た事ないタイプでした!

他のオススメも教えてください!」桐山照史

 

「私には、ちょっと難しかったんですけど

お好きだろうと思いました!」清原果耶

【普通】捉え方で意味の変えられる便利だーど?

 

「ね~!すごい、長編でね!え、特に好きなシーンとか、

ハイライトあります?」阿部真央

うまい返しのヒント 

自分の話ではなく相手の好きだったシーンなどを質問攻めする

 

「一回では分からないところがあったから、

特に好きだったツボを教えてもらったらもう一度観ます!」島本理生

 

「めちゃくちゃ面白かったっす!」劇団ひとり

嘘を平気で言える

 

清原さんはバラエティー番組の収録が苦手と公言

自分の言葉だけが正解でないと分かっているからこそ話すのが怖い

反省会とかしちゃいがち 清原果耶

自分の言いたいことを言った方がいい 桐山照史

 

めんどうくさそうな先輩に絡まれた どんな言葉で返す?

「いや~ほんまに 頼りになりますわ~」桐山照史

 

「え~たしかに。なにかあったんですか?」清原果耶

 

「(無言で見つめる)」阿部真央

言葉の裏に透けて見えるものが大切

 

「みんなそう思っていると思います!ちょっとトイレ行ってきます。」

島本理生

 

「ですよねー。なんで誰も分かんないんですかねー。」劇団ひとり

 

語彙力

あした使える語彙を増やす大人気企画 題して語彙力クイズ 

げじげじ魂:げじげじのように忌み嫌われるいやらしい気質

「げじげじ」とは虫の「ゲジ」

「げじげじ」自体にマイナスな意味があり頭に

「げじげじ」をつけることで悪口になる

歌舞伎の中では【げじげじ侍】忌み嫌われる侍

使い方 あいつ❝げじってね❞?【げじげじ小説】【げじ焦げ】

【あの新人はげじ】

 

微妙な発言に本音が言えないとき うまい返しの言葉

「ナイス!いい時間に入ってきた。ほかにも出るカモ。他にない?!」

桐山照史

うまい返しのヒント 盛り立てて他の案を出させるよう誘導

 

「わーいいかも!でもおしいか?!え、皆さんどう思います?」清原果耶

 

「ん~なるほどね!ちなみに「どきどき」を「わくわく」とか

「ノリノリ」にしてもっとテーマにひもづけるのはどう?(代案)」阿部真央

 

Variationを変えていっぱい出てくればいいものがつくれる 島本理生

うまい返しのヒント

アイデアが出そうになる空気を作る言葉も大切

 

「まさに、そういう楽しさを伝える方向がいいと思う。

ここから、さらにこの企画にぴったりくる言葉を探していこう。」島本理生

 

「逆にね。おれ好きだけどなぁ伝わるかなぁ~。」劇団ひとり

会議で使える最強の便利ワード「伝わるかな?」

 

何で本音が言えないの?

本音と主張は違う 本音をぶつけると押し付けになる 

出し方が難しいから本音は言わない 阿部真央

 

大事な人のためにエネルギーを温存する 自分を守るため 

心の距離を保つためにも必要 島本理生