走馬灯あなたのために生きました
遠き日や単衣を纏い両国を
吾のために生きていきたく夏の月
月涼し軌道修正繰り返し
価値観の変遷かさね星涼し
■絹谷幸二と子ども達 西洋絵画の革命児
地球というかけがえのない場所で憎しみあい殺し合うことを嘆いている
絹谷幸二の言葉
風景を描くときは描く方向を見ないで反対方向を見て描け
(実際の風景が)ないところを描こうとすると
想像力を働かせないと描けない
そうすると ここに私独自の世界が出現する
私はフレスコ画という人類始まって以来の壁画法を
勉強するために時代を後ろに行って
そこにこそ人間として学ぶべき新しい世界があるんだと
「絹谷君が受賞したことで日本の絵画は10年進んだ」
ポンと背中を押されたようで力が湧いた
「絹谷幸二自伝」(日本経済新聞社刊)より
ちょっと悲惨な絵であったりするのだけど
描いている内容はこういうことをしてはいけないという
美しい心を描こうとしている いろんな絵のタイプがあるが
❝時代の証言者❞であるという役目も絵の中にはある
2021年文化勲章受章
私が色彩感豊かな絵を描くというのは それぞれの人が思い切り
人生を謳歌して そして新しい発見をして楽しく生きる
色彩というのは そういう効果があるのです 私は黄色
私は紫 私は赤 赤と緑がいっしょにいたっていいじゃないか
こういう世界を絵の中で作ろうとしているわけなのです
妻の絹谷宏美さんのみつけた姿
病院で少し調子よくなると先生に言って アトリエに帰らせてもらうとか
帰ってきて絵描いて また具合悪くなると戻って そんなのを
10カ月ぐらい繰り返していましたから とにかく絵描きですから
絵描いていましたね 最後まで
■鶴瓶ちゃんとサワコちゃん ゲストは江本孟紀氏。
端正なお顔立ちからは想像もできない
運から完全に見放された学生時代を送られていました。
その後、行く先々で波乱万丈な人生だったようです。
現役時代と変わらぬ悪態は今でも変わっておられませんでした。
また、TV出演して欲しいです。
■心おどる 英語de茶の湯 裏千家③Tea room(茶室)
裏千家今日庵業躰 鈴木宗慶
一服差し上げます
お点前頂戴いたします
蹲踞(つくばい)
京都東山 桐蔭席
露地(ろじ) 路地を歩くとき 露地草履に履き替える
漢字の❝露❞は❝露(あら)わにする❞という意味を含んでいます
つまり露地を歩くことで日常の雑念を振り払い心を整えるのです
市中の山居 蹲踞(つくばい)
古来人々は水には心身を清める力があると信じてきました
だから茶室に入る前に水で手と心を清めます
茶室への入口 躙口(にじりぐち) 千利休(1522-1591)が考案
茶室では平等 身をかがめて入ってください
床柱(赤松) 床框(北山杉) 見合い柱(くぬぎ) 中柱(桜)
色紙(しきし)窓 連子(れんじ)窓 突上(つきあげ)窓
わびとは、お家元はいつも❝わび❞は引き算だと言っています
つまり虚栄心やうぬぼれを捨てより純粋で誠実な心の状態にするのです
派手なもの有名なものを取り除くと純粋な心になりのです
Rsview おさらい
露地草履 蹲踞 躙口 身をかがめて入ってください
裏千家「今日庵(こんにちあん)」は、
千利休の孫である千宗旦(せんのそうたん)が建てた茶室。
三男に家督を譲って隠居する際、本邸(不審菴)の敷地内に
隠居所として建てたのが始まり。
今日庵は、宗旦が現在の出会いを尊ぶ想いを託して名付けたもの。
この隠居所は後に四男の仙叟宗室(せんそうそうしつ・裏千家初代)に譲られ、
これが今日の「裏千家」のルーツとなっている。
わび茶 元伯宗旦(1578-1658) 一畳台目 Space of 1 and 3/4 tatami
壁床(かべどこ) 究極のわびの空間
簡素で閉鎖的な空間が亭主と客をよりいっそう結びつけてくれるのです
静かで親密な雰囲気を意図した空間です
特別な客のために用意された隠れ家のような場所です
ヤンニとマイケルのTea Journey
京都 中川北山町
裏千家茶道専任講師 マイケル・ハーディ宗月
北山杉(主に茶室に使われる)
枝打ち職人 時田敦さん 40年の職人さん
枝打ち 木から木へ飛び移る 一日に六十本位枝打ちするので効率的
砂磨き
海外の茶室
38か国 地域 113か所
・フィンランド スオメンリンナ島 特有庵(とくゆうあん)
元々は火薬庫として建てられた 当時の窓をそのまま使って
自然光を取り入れている デザインは元の内装をそのまま使っている
完璧に洗練されたものを新たに作るのではなく
古いものや不ぞろいなものを取り入れています
フィンランドの侘びの解釈と言えるでしょう
ここは元々戦争のために建てられました 茶の湯を通して
人々の心に平和を広げられたらと思います
・ニューヨーク
煉瓦の向こうに伝統的な日本の茶室があります
❝祥雲庵❞という茶室の入り口です
1981年に建てられました 大工も資材も京都からやってきました
屋内ですが天窓から自然光が入ります ニューヨークでお茶の稽古が
できる環境はとても特別です 素材や雰囲気は日本と同じですが
茶室の寸法が少し異なります 私が京都にいた頃鴨居をくぐる時は
いつも頭を下げていました ここでは鴨居の高さが上げられているのです
背の高い人でも自然に通り抜けられます
鴨居の高さが約8㎝高くなっています
畳の寸法も調整されています
体格の大きい外国人がゆったりと座れるのです
広いスペースが確保できます 日本の畳より10㎝大きくしてありあす
これは本当に思いやりの表れです
日本の❝おもてなし❞の精神そのものだと思います
伝統的な空間をうまく調整して
さまざまな人を茶の湯に迎え入れるという姿勢です
本日のお菓子の銘は❝夏の空❞
ニューヨークにくる人々はアメリカンドリームを追い求めています
ここはとても慌ただしい街です この茶室は私たちに教えてくれます
夢や野心を追い求めている最中でも 少しペースを落として
今この瞬間を楽しみ 一服のお茶で心を整えるように
私にとってのこの空間は鏡のようなものです 落ち着かない気持ちだと
お茶にそれが映し出されます 穏やかであればお茶も穏やか
ここは自分を見つめ直し 意識を高める場なのです
遠く離れた場所でも茶の湯は安らぎを与えているのですね
・ネゼナニチャノユ
露地によく置かれている縄で縛られた石は何?
関守石と呼ばれています
露地の岐路に置かれ「ここより先はご遠慮ください」という暗黙の印です
奥ゆかしい日本ならではの仕掛け
See you next time!
