夏の朝体操になるシモエナガ
夏の陽や蜆獲れたよ吉野川
保護されたアオウミガメよさようなら
迷ったら難しき道夏の星
夏の月AI作と疑われ
■わたしの日々が、言葉になるまで❝怒り❞を言葉にしてみると
怒りそれは時代と共に形を変える
杏 こっちのけんと 綿矢りさ 桐山照史 劇団ひとり
叱るは俯瞰している自分がいる 怒りの方は感情的 ひとり
そりゃ怒るよ人間だもの 杏
コミュニケーションが取れないことへの怒りでなんでやねん けんと
後からふつふつと怒り始めて小説に書くタイプ
ちょっと陰湿かも知れない りさ
ためて昇華させる ひとり
今と昔では変わる 怒りを表す言葉
時代と共に変化した怒りの表現の紹介
昭和後半 プッツン 平成前半 キレる 平成後半 激おこぷんぷん丸
令和 ピキる
けんと
Z世代は常にインカメで自分を見ている
怒っている状態を俯瞰で見ているのがピキる
オレまだキレてないけどピキっているからな
ピキる:コントロールができている
みんなSNSをしているからこそ観察されている感覚
他人を見るように自分を見ている
怒っている状態をカッコ悪いと思っている
大正時代を生きたあの詩人は「怒り」をどう表現したのか❓
無視無欲を説いた「雨ニモマケズ」宮沢賢治
知られざる一面がわかる手紙
突然ですが。私なんかこのごろは毎日ブリブリ憤ってばかりゐます。
(中略)机へ座って誰かの物を言ふのを思ひだしながら急に身体全体で
机をなぐりつけさうになります。
いかりは赤く見えます。あまり強いときはいかりの光が
滋(しげ)くなって却(かえ)って水の様に感ぜられます。
遂には真青(まっさお)に見えます。
―宮沢賢治の手紙(大正9年)
「滋く(しげく)」とは、霧などの濃度が濃い様子のこと。
「風の又三郎」など宮沢賢治の作品で「滋く」はよく使われる
怒っている時の色を表現したことない
ないけど怒っていることがわかる
青まで行くと血がひいた感じ 桐山
炎も最初は揺らめいていて赤い
さらに高温に青くなると揺らめきもなくなる 杏
絵本に出てくる鬼とかも赤とか青だったりする
鬼のイメージに寄せられる けんと
VTRで紹介した手紙の枠外には「いかりは智慧にみちびか(れ)るべし」とあり
いかりがちだった宮沢賢治は、怒りに支配されるのではなく、
怒りをより良い方向へ昇華していくべきだと思っていた
怒りはコントロールするべき源 杏
雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
綿矢りさ「インストール」河出書房新社
まだ怒っている強い瞳の光、まぶしすぎて目を細めるが
そらさずに、なんとか見つめ返す。
怒っている人のパワーは目に出るイメージがある
怒っているけどちょっと魅力的に感じている 綿矢
怒りは愛情 けんと
強い意志を持っているとか前向きな人ほど起こりやすいイメージ
怒りとパワーは表裏一体 ひとり
怒りはエネルギーを使う
今の若い人は他人のためにエネルギーは使いません 桐山
綿矢りさが描く「怒り」という感情
ポップな文体で人間の欲望に迫っていく
プチ整形を明かしたことで職場から執拗にいじられた時に抱いた「怒り」
綿矢りさ「嫌いなら呼ぶなよ」河出書房新社
怒ったり鳴いたりは美学に反する。怒りは古い油の臭いがする。
胸やけるドーナツを二、三個揚げ終わったあとのような、肋骨の内の油釜。
美味しくって可愛かったはずなのに… 疲れとストレスの感じが
怒りに似ているイメージ 綿矢
自分の身体に何が起こるか言語化して覚えている? ひとり
言語化のヒント
自分の体を観察して、疲れやストレスを描くことで怒りを表現する
怒りを俯瞰してしまうのが小説家の性(さが)
なんか嫌な事があったら何かネタにできないかなって思っちゃう
転んでもただじゃ起きない 嫌な事があってネタにできたら
自分の中ではプラスになるから 怒りは芸の肥やし
まだこれだとネタにならないって意識もある
「もう一言ちょうだい」は芸人の性 ひとり
「インストール」では思春期の怒り 2001年
「勝手にふるえてろ」では抑圧からの怒り 2010年
「嫌いなら呼ぶなよ」では暴走からの怒り 2022年
「グレタ・ニンプ」では発散する怒り 2026年
デビューから25年 綿矢りさが捉える「怒り」の変化とは?
初めの方に書いてた怒りは頑張って世間に合わせようとしている主人公が
他人から理不尽な事をされてたまりたまった怒りが爆発するものを書いていた
自分勝手な理由で怒っている主人公を書いた方が読者受けがいいな
というのが分かってきて わがままに振る舞ったうえでさらに怒る
最悪な性格の主人公を書くようになってきた
喜んでもらえると 小説家はエンターテイナーだ!
コロナ禍で主人公がより怒るように
怒りを曲にのせる時こっちのけんとの拘り
怒りの感情で終わらないようにする リズミカルにしたり
音色を明るくしてみたり
言語化のヒント
聞き終わった後、内容は怒りだが楽しかったなで終われる工夫をする
杏 主演の話題作!怒りをパワーに数々の問題を解決 勧善懲悪ストーリー
杏は演じていた時「怒り」についてどう感じていたのか❓
人のために怒る お言葉を返すようですが!
杏にとって怒りは願いでありPerformance
こうなって欲しいなのになんでこうならない
怒りはコントロールしたいなあって思っている
「花咲舞が黙っていない」池井戸潤著/中央公論新社
大先輩の俳優が現場をあえてピリッとさせた瞬間があった
「もっとちゃんとしようぜ」目が覚める瞬間があって
あえての「怒り」で士気を高めた
未来への怒りとは?
ディストピア小説に描かれた近未来の「怒り」
倫理観が組み変わる未来を描いたディストピア小説
自分が信じる「正義」をSNSで発信 賛同者を募る白藤
主人公・空子の心情
村田沙耶香著「世界99」(上・下)/集英社
「怒り」などという、乱暴で汚い感情を撒き散らし、
その汚れた感情で誰かと繋がろうとし続ける
白藤さんの姿は、異常に思えた。
「世界99」主人公が所属するコミュニティーによって
異なるキャラクターを作っていく様子を描く
SNSだけの関係 違う自分を演じることが容易
押さえ込んで(違う自分で)出すこともできる
昔より今の方がしやすくなっている 杏
これからの社会って会社では怒りの部分を出せない
怒りを出せる担当の自分がどっかで出してくれる
そうしないと生きて行けない ひとり
自分の思ったことと同じ意見があった時にちょっと安心する けんと
怒りには周りと繋がる力がある ひとり
劇団ひとりに怒りとぶつける
杏 悪気ないとかほんとそーゆーのいいんで。
桐山 いい意味でね いい意味で聞こえたことがない
ひとり 「お言葉を返すようですが」気が悪くなります
けんと キッチンに置いてたおいしそうな「パン」どこいった!?
綿矢 選びすぎるから孤独(ひとり)になるんだよ!
大人になるといろんなことを選べるようになる
自分用にカスタマイズしすぎるとどんどん孤独になっていく
桐山 喜怒哀楽は備わっているから何かを伝えてもいい
ひとり 喜怒哀楽って絶対的本能 必要な機能のはず 必要な感情
けんと SNSの普及もあって人類みなクリエーター時代
怒りが1つのコンテンツになれば汚くなくなる
怒りの感情をクリエイティブなものに変えていく事を
みんながすれば新しい怒りという何かができる気がする
ひとり ラップのバトルとか怒りはエンタメになる
杏 怒り慣れていない事への怖さ
綿矢 自分なりの怒りの個性を見つけていく事が大事
「怒り」を取り除くにはあまりにも勿体ない感情