人生を変えるきっかけ春の風
亡き人へ思いを寄せん春の霜
ほころんだ蜂須賀桜春の鳥
鳥雲にいる権力は嘘をつく
■プレバト纏め 2025年3月27日
春の上野で一句
特別永世名人締めの一句 梅沢富美男
六(りく)合を花に埋もるる上野山
(六合:上下四方という意味 この句には風格がある)
俳句史に残る句集作り 永世名人 横尾渉
通過待ちのA寝台や雪のひま
(A寝台:寝台列車の個室 手堅い一句 作者の感動が詠まれている
季語:雪のひま 雪が解きだし所々に地面が現れること)
一位 みりちゃむ
夜桜の帰路Ado歌う呑んだくれ
二位 伊原六花
上野にて春の雨まで美術かな
添削(美術では範囲が広すぎる 絵画めくとは絵画であるかのよう)
絵画めく上野は春の雨もまた
三位 二階堂高嗣
春の霧待ち焦がれた父の車
添削(言いたいこと字づらに隙間 季語が生きる心配する気持ち)
春霧や迎えの父の車待つ
四位 八嶋智人
場所取りの恩賜の桜花ふるさとぞ
添削(恩賜とは上野恩賜公園)
ふるさとの苗木とおもふ桜かな
五位 青山フォール勝ち
高架下揺れる酎ハイ春怒涛
添削(季語:春怒涛 うねり岩に砕ける春の波
季語を比喩に使うと鮮度が落ちる 春も一気に押し寄せる)
高架下轟く春よ酎ハイよ
■夏井いつきのおウチde俳句
一分季語ウンチク「雁風呂(がんぶろ)」
雁とは渡り鳥の雁です 雁が日本にやってくるにあたって
木の枝を咥えて飛んでくるとされています その木の枝を
道中海に落として休んだりするんだけれども その木の枝が
日本の砂浜に落ちていると それがいつまでも残っている
ということは 本当はその枝を咥えて元の土地に帰るはずの
雁が そこに残している きっと日本で死んでしまったに
違いないと その供養の意味を込めてその拾い集めた木で
お風呂を炊く そういう季語になるんですね
実際には雁が木の枝を咥えて飛ぶといったこともないそうですし
かなりこの季語は空想的な趣の強い季語なんだそうです
でもその趣き深さを古来から俳人は愛したということですね
■鶴瓶ちゃんとサワコちゃん
【なべおさみ登場!ビートたけしから感動の手紙】
昭和の大先輩なべおさみの言葉
「ともかくも ひはめぐりたり ありがとう なべおさみ」
あまりにお若いお姿に驚きました。
丁寧な咀嚼を心掛けておられるそうです。
肌の色つやが素晴らしかったです。
ビートたけしさんは見えないところで
多くの人を力づけておられるのですね…。
さすがだと思いました。
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