2026年5月1日金曜日

半額シールで一句&おしゃべり俳句前後編

コアジサシ今切川へ飛来せり 

コアジサシ早速愛を育まん

コアジサシ雌へせっせと運ぶ餌

花の雨猫吸いにあるデメリット

扇風機となりストーブ春の居間

 

■プレバト纏め 2026430

半額シールで一句

 

名人への試験 森口瑤子

十割引き謳ふ四月馬鹿の肉

添削(四月馬鹿【季語】語順 ここまで見たのと作品の種類が違う

   下の句をフレーズにした事でインパクト

   上の句の意味を理解するために読者は立ち止まる 語順が逆

   わざと字余りにする)

四月馬鹿の肉十割引き謳ふ

 

河井ゆずる(4年前初登場で大絶賛)の昇格試験

夏近し貼られし刺身角曲がる

添削(明確に書かないと伝わらない 光景を先に書く

   「曲がる」「貼られし」と書かなくても全部わかる

   こうすることであなたの思いに言葉が近づいてきた 油断大敵)

夏近き町半額の刺身

 

1位 齊藤なぎさ

半額の牛タン風光る帰路

(風光る【春の季語】春になると風がきらきらと輝いて感じられる

 正直に取り組んだのがとても良かった 牛タンが出てきたことに

 妙なリアリティーがある ギャップもリアリティーがある

 「音数の数え方」わからない人が下の方に 上の句で9音下の句で7

 全体足して17音に整えるとスムーズになる 足して17音の「破調」)

半額の牛タン風光る帰路

 

2位 曽野舜太

春の夜の別れのワルツ籠重し

添削(別れのワルツ:スーパーなどの閉店BGMとして使われる曲

艶っぽい句だと思わせておいて 

「閉店のあの曲」わかるまで何秒かかかる

2句に分けるとちょうどいい分量

スーパーの春夜よ「別れのワルツ」いま

 

3位 中島ひとみ

春の宵半値札待ち位置につく

添削(発想が凡人ど真ん中 殆どの人が貼られるのを待っている

   陸上の選手だから「位置につく」を書きたかった その気持ちは大事 

語順を変える 直したところで凡人)

位置につく半値札待春の宵

 

4位 水田信二

草餅の半額シール集む子よ

添削(草餅が季語 草餅でなくてもOK 桜餅でも豆飯でもいい

   季語じゃなくても豚バラでもコロッケでもいい 

季語をどうでもいい扱いしてる 精神的には才能ナシにしたい

気取った文語使わないで普通に「集める」で良い

使い慣れていないものを使うからこういう結果になる

子どもたちが半額シールをシール帳に貼る?そこも疑わしい

草餅の半額シール集める子よ

春休み半額シール集める

麗かや半額シール集める

春風や半額シール集める

 

5位 勝俣州和

夕刻に小綬鶏鳴く値引き札

添削(小綬鶏【春の季語】鳴き声が特徴的なキジ科の狩猟鳥

   季語を駄洒落に使った句 底の浅い一句本当に鳴いたか疑わしい

   いるはずのない鳥だから 「か・か」で韻を踏む 嘘っぽい句)

小綬鶏いたか値引き札貼るか

 

■夏井いつき俳句チャンネル

【第16回おしゃべり俳句】まずは可愛い入賞句【前編】

イルカってしゃべるんやなあ夏帽子   涼太4

十回も一人で寝たことあるよ冬   菅原和司

電気毛布こころ復活できるはず   小物打楽器

りんご狩り地球は楕円形だって   大史華家

冬銀河これからの人生楽しみだなぁ   結花9

 

■夏井いつき俳句チャンネル

【第16回おしゃべり俳句】優秀句発表!【後編】

 

夕焼けやこれはねむたくないあくび   yukimeusaさんの息子3

南天の実そーゆーまほうじゃないねん   ふーみん

猫じゃらしパパは待つのが仕事でしょ   菅原よしはる4