2024年12月28日土曜日

カズレーザー「鍋」&「手袋」&家藤正人の俳句道場「冬苺」&真田幸村&「喝」

葬式無用戒名不用樒(11月28日)
冬日没(い)る涙涸れはて焔立つ
夢を追いハンドル切らん冬の風
命いただき繋ぐ生命冬の夕
強さ増す食の暴力冬の月

■カズレーザーと学ぶ。
食と健康 鍋の脂肪燃焼 美肌効果 爆上がりさせる食材は❓
鍋ごとで効果が違う!❓ ブースト鍋ランキング

石狩鍋×いりぬか 美肌効果UP
カレー鍋×ブロッコリースプライト 免疫力13倍に
キムチ鍋×エビ ぐっすり眠れる
豆乳みそ鍋×アオサノリ 便秘を防ぐ
かき鍋×しょうが 美髪になる
トマト鍋×からし菜 ダイエット効果UP

■漢字ふむふむ とんだ手袋ちがい!
中国語ではハンドバッグ
日本語ではグローブ

中国より先に日本で生まれた漢字だと言われています
漢字なのに日本が先!?

ゆがけ 弓を弾く時、指を痛めないために使ったもの
当時既に存在した足袋にちなんだものと思われます
手にはめるものをしだいに「てぶくろ」という呼び名が
話し言葉では使われていたのだろうと考えられます

中国語には外来語の音だけをとりあげて漢字を当てるやり方と
外来語の意味を取り上げてそれに合う漢字を当てるやり方があります
「手袋」の場合 まさに後者だと思われます
Hand=手 bag=袋 手袋を当てはめた
電脳=コンピューター

■ギュッと!四国 家藤正人の俳句道場
兼題「冬苺」
山地に自生する低木で、蔓(つる)状に伸びた茎に小さな粒状の赤い実をつける。
熟した実は軽く引っ張ると採れる。
甘酸っぱく美味であり、冬の枯れた野山で見つける明るい朱色は目にも鮮やか。
傍題:寒苺(かんいちご)

ギュッと!特選
冬苺しやりつと噛めば湖(うみ)晴るる   星月彩也華
(季語の現場を感じさせる)

冬苺ケーキジャンケン子供達   森チロリ
山野にて探して恋し冬苺   仁淀こうじ
秀作 野鼠の心臓ほどの冬苺   樫の木
(生々しい比喩の力がある句)
佳作 逃げるなよ逃げるなよ冬莓食う   半熟かさぶた
秀作 子と歌うことりのうたよ冬苺   久えむ茜咲
(有名な童謡を入れたこと 親子の和やかな時間が山に広がる様子が伺える)
吾子の着し上着お下がり冬苺   菊池ココ
(季語が薄まってしまった)
二人してふと寄り道の冬苺   だるまひめ
(俳句あるある 「ふと」はよくある)
佳作 冬莓あの日の正答はYES   めりっさ
佳作 見残(みのこし)に落つ日の色や冬苺   讃岐の媼
添削 見残に落つる日の色冬苺
バス停の跡地にひっそり冬苺   平田球坊
(中七は七音に)
強風を蟻と進む冬苺   大野原夢千代
(蟻は夏の季語 夏と冬の季重なり)
佳作 ハウンドの鼻のゆく先冬苺   伊佐
(鼻先への焦点の絞り方が巧かった)

正人のもったいない
いつの世も思う気持ちや冬苺   田中直心
(思いが先行して具体的な情報が不足している)
添削 十四年妻恋う伊豆よ冬苺

次回の兼題は「寒雀」

■偉人・敗北からの教訓 第72回「真田昌幸・打倒家康の夢破れた軍略家」
真田昌幸 敗北の伏線
独立心とプライドが高かった
抜群の才能で地位を高めていった

真田昌幸 敗北の瞬間
大きな自信を持っていた
最後まで野望を諦めなかった

真田昌幸の敗北から学ぶ教訓
自らの力を過大評価しないこと 

■漢字ふむふむ 日本人が”喝”が好きなわけ
喝=中国語では「飲む」の意味
元々喝は中国で生まれた 臨済宗 開祖 臨済義玄(9世紀)が使た言葉
12世紀後半日本へ伝わった 
臨済宗は鎌倉時代、室町時代 民衆に広がっていった
右の部首が 呪詛⇨威嚇を加える
中国では喝は叱るという意味と大声を出して喉が渇くという意味があった
⇨飲むという意味があった 臨済宗以外の宗教を重んじたから
文化大革命(1966~1976)も影響した
日本人は自分の至らなさや弱さを客観的に見る自己を高めるために自己を省みる
どうすればより自分を高められるか精神性の特徴などが「喝!」にフィットした

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