冬の地よ磔刑(たっけい)のメタファー遺す
枯野原無名の戦士今もなお
辿り着く先の未来は冬の雨
本質に迫りくるゴヤ冬の月
寒苦鳥(かんくちょう)記憶としての現象へ
■プレバト纏め 2024年12月12日
「2人の思い出」で一句
梅沢富美男&最愛の妻池田明子
特別永世名人 梅沢富美男のお手本
花嫁の父となる日や冬薔薇
添削(コンビニ俳句)
父としていま祝婚の冬薔薇
1位 安東和津&池畑慎之介
冬落暉駱駝は星に膝を折り 安東和津
(冬落暉:冬の季語)
2位 藤本敏史&金田哲
カクテキを摘む寒夜のメッキ箸 藤本敏史
添削
逆鱗や冷麺喉を通らない
3位 宮田俊哉&玉森裕太
カウコン後の弾丸登山初霞 玉森裕太
4位 近藤千尋&高橋ユウ
カフェラテを飲むきみの睫毛冬日和 近藤千尋
添削
カフェラテや君の睫毛へ冬日差
5位 ゆうちゃみ&ゆいちゃみ
初旅は白浜初のギャルメイク ゆうちゃみ
添削(初旅:新年の季語)
初旅の妹初のギャルメイク
6位 丸山桂里奈&本並健司
息白し討論しながら踊るタコ 丸山桂里奈
添削
息白く討論タコ焼きは熱し
■夏井いつきのおウチde俳句
一分季語ウンチク「通し鮎」
鮎といえば非常に釣り人にとっては目がない
そんな夏の季語なわけですが この「通し鮎」は冬の季語になっています
一体なぜ夏の季語の「鮎」がとも思うんですけれども 通常鮎は一年でその
一生を終えてしまうらしいのですが 稀に河口近くの水の深みなどに留まって
年を越す鮎がいるのだそうです 長く生きた分身体はすごく大きくなる
ようなのですが その分格段に味が落ちると歳時記には解説されております
ある意味命を使い尽くしているとそんな「通し鮎」なのでしょうかね
実際食べ比べてみたら一目瞭然で分かるのかどうなのか
食べ比べてみたいですねぇ
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