分配金が年金の倍冬陽射し
ノーリスク・ハイリターンや冬日向
年金に頼らず自立冬の月
3号主婦の反撃開始冬の暮
冬の宵国のお荷物なりませぬ
■漢字ふむふむ 遠慮したので入ります!
遠慮とは中国では将来のことをよく考えるって意味
2500年前の中国の思想家 孔子の言葉
「人無遠慮必ず有近憂」からきている
将来のことをちゃんと考えておかないと必ず急な心配事が起こる
論語と一緒に日本に伝わり中国と同じ意味で使われていた
しかし、江戸時代 徳川吉宗によって変わった
吉宗は明律(みんりつ)を熟読するほどの勉強家だった
1742年 裁判や刑罰の基準となる法律を作った
その中に「遠慮」という刑罰も含まれていた
今でいう「謹慎」に近い刑だった
その結果「遠慮」は(外出を)差し控えると解釈された
差し控える⇨遠慮する となっていった
■夏井いつきのよみ旅!in山形 前編
(松尾芭蕉は)山形に40日くらいいらっしゃった
五月雨をあつめて早し最上川 と詠まれた
大和匡輔(きょうすけ)
親友の子の名前呼ぶ春隣 松浦桜香
春隣:冬の季語
ごでぎだのと声を掛けられ秋深し 清水孝
大儀それに丁寧に御をつけて 御大儀(ごでぎ) 庄内地域の古い方言
意味は「ありがとう」
子育ては生き直すごと星月夜 小林礼奈 長男真翔(まなと)
星月夜(ほしづくよ):秋の季語
酒田舞娘 鈴千代 鈴華 芸妓 小鈴 酒田甚句をご披露
酒田の花柳文化 江戸時代港町・酒田で栄える現在は7人のみ
名月や師の面影に苦笑い 芸妓 小鈴
師のこころ伝へて月の小鈴ふる 夏井いつき
帰省子の祖母にねだるは納豆汁(なっとじる) 朝岡剛
俳句ひとくちMEMO 納豆汁は冬の季語 冬を乗り切る山形の郷土食
冬の朝トンネルくぐりて海の青 芳賀瑞穂
芳賀さんMEMO 大学卒業後9年間 非正規雇用の講師として働く
いつきセレクト 集まった俳句からもう一句紹介します!
待ち人は小春を連れて来たりけり 本間るみ子
■プレミアムカフェ モディリアーニとその恋人の物語 より
「私が求めているものは現実でも非現実でもなく
無意識すなわち人類に本能的に備わっている神秘である」
「僕の興味を引くのは人間だけだ
人間の顔は自然の中でも最も優れた創造物である」
「僕の描く人物は例え瞳をつけなくても見ているのだ
そして黙って人生を肯定する」
「ジャンヌは赤褐色の髪をしてとても青白い顔をしていたので
“椰子の実”とあだ名させていたという
伝説ではジャンヌ・エビュテルヌは単なる優しい大人しい人間と
いうことになっている しかしジャンヌが描いた油絵が一つだけ
私の手元にあるが 中庭の風景のこの絵は若い女性としては
驚くべき大胆な絵である
ジャンヌは画家としてとても優れた才能を持っていた」
ラファエロのフォルナリーナ ピカソのジャックリーヌ
モディリアーニのジャンヌ は美の女神だった
モディリアーニの芸術を一番触発した人物
ペール・ラシェーズ墓地
一つの墓に眠る二人
墓碑銘には画家アメデオ・モディリアーニ
「まさに栄光に包まれんとする時 死の手に奪われたり」
ジャンヌ・エビュテルヌ
「よき伴侶として生のきわみまで献身せり」
最期の言葉には多くの伝説がある
ズボロフスキーには”親友をよろしく“と頼んだ
ジャンヌには”一緒に死ねば天国でも永遠に幸福だ“と言った
また“もう脳のほんの小さなかけらしか残っていない”と言ったり
病院に運ばれた時は“懐かしいイタリア”とつぶやいた
あまりにも最期の言葉が多すぎる…
1958年ジャンヌが書き表した伝記本 より
モディリアーニは星の子供でこの世の人ではなかった
参照できるサイト:https://www.suiha.co.jp/column/modiglianinoizi/
■新美の巨人たち 50歳で奄美に渡り新たな画境を拓いた田中一村
私はゑかきとして一つの大成功をしているのです
(知人に宛てた手紙 原文ママ)
5年 働いてお金を貯め 3年 絵画制作に専念
最高の到達点
私の繪(え)の最終決定版の繪が (中略)
なんと批評されても私は満足なのです。
それを見せるために描くのではなく
自分の良心を納得させるためにやったのですから
(知人への手紙の下書きより)
私の死後 50年か100年後に 私の絵を認めてくれる人が
出て来ればいいのです 私はそのために描いているのです
それが一村の答え
田中一村 1908-1977
その死から27年 奄美島に田中一村記念美術館が開館
現在作品や資料480点が収蔵されています
■鶴瓶ちゃんとサワコちゃん~昭和の大先輩とおかしな 2人
昭和の大先輩 戸田奈津子の言葉
「❝好き❞に生きる 戸田奈津子」
映画字幕翻訳家・通訳。
豪華なハリウッドスターたちとの交流をお話しくださいました。
88歳となられた現在も現役。
滑舌のスピードと内容の濃さに驚きました。
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