2024年4月28日日曜日

糸井重里氏と俳句

事故起こししゃがみ込む女(ひと)花の冷え
ドラレコへ黙(もだ)通す女(ひと)春の空
春の雨事故の翌日長閑なり
エンジン音の元気な代車春暑し
(事故翌日)風炎やハンドル操作ぎこちなく

糸井重里氏が俳句を詠んでくださるなんて
こんな嬉しい事があって宜しいのでしょうか❓

今日のダーリン より
ほぼ日刊イトイ新聞 2024年4月23日
そんなことをあらためて考えると、
「ほぼ日の學校」をはじめたおかげで、
ぼくらの知りたいことが聞ける機会が格段に増えた。
「みなさんいかがですか?」とおすすめはしているが、
根本的にぼくらが聞きたい話、必要としているテーマで
ひとつひとつの企画が実現していく。
先日、NHKカルチャーとのコラボ企画で開催された
「夏井いつきさん×糸井重里対談」なんかは、
言っちゃぁなんだけど、ぼくのためにあったようなものだ。
夏井いつきさんの俳句の「教室」をテレビで見ていて、
たのしそうだし、うらやましくてしょうがない。
でも、ぼく自身が俳句がつくれないのである。
夏井さんの本も買って読んだりしてみたが、
どうにも最初の一歩の足が上がらない。
よし、勇気を出して、いつき先生に直接お会いして、
俳句の門をくぐらせてもらおう、と思ったのだった。
これが実現しちゃうのが「ほぼ日の學校」のありがたさ。
俳句について、ぼくのようなことを思って
うじうじと「いつかやってみたい」とかいってる人、
いっぱいいるにちがいないという想像もしていた。
そして、対談の日、真剣でおもしろい時間がそこにあった。
先生にうながされて、ついに、ぼくは「俳人」になった。
一作もできてないのに、俳号もつくったしね。
その後、俳句専用の「ほぼ日手帳」を買って、
三作つくってみたことも、ぜひ先生に伝えたい。
俳句は、たしかにぼくの世界を広げてくれそうだ。
そして、これもほぼ日の學校があったおかげだ。
「五十の手習い」どころじゃない「七十五の手習い」だよ。

ほぼ日刊イトイ新聞 2024年4月25日
自信がなくて、いやだと逃げてしまいたいようなことを、
ぼくは、何十年に一度くらいはあえてやることにしている。
もしや、そのうちのひとつが、今回の俳句かもしれない。

俳句は、本職の短文の近くにあるので、ますます恥ずかしい。

ほぼ日刊イトイ新聞 2024年4月26日
実際に冷たい水に飛び込むように、恥をかいてみます。
やりますと言っていた俳句です、いよいよはじめました。
いままでずうっと怖くて手を出しませんでした。
夏井いつき先生にお会いして、やりますと約束したので、
専用の手帳を買って、一日一作以上つくることにしました。

最初の最初につくったのは、これでした。
◆「父親の知らぬ桜を八度見し」
季語は桜ですよね、この前にメモしたのは
◆「父親の知らない春をまた知りぬ」
だったのですが、ちょっと体裁を整えたつもりでした。
その次の日には、広島での野球の試合を見ながら。
◆「何糞の外野フライに春の雨」
小林捕手の打った精一杯の外野フライで、巨人が得点。
その直後に、降雨コールドになって引き分け。
小林捕手の個性を知っていると面白いと思うんですが。

無我夢中で五七五音を並べてますが、なにもわかりません。
翌日は、「認知症対策ロボット」の実験に参加しました。
記憶力の減退とか、もう他人事じゃないですからね。
この日もまた、春の雨という状況です。
◆「花曇アルツハイマーの講義聴く」
◆「雨靴が四五人混じるエレベーター」
どうなんだろう、こんなんでいいのか? 
雨靴は季語じゃないような気もしてきたけど。

俳号は、「丼宙」(どんちゅう)と名乗ることにしました。

おまけ
私も俳号をそろそろ考えないと…。
「名前はまだない」と名乗っていたのですが…。
どうも認識してもらえないみたいなので…。
「ずっけろ」にしようかな❓

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