春の空推し活する人される人
推し活の経済効果や風光る
白檀のかすかな香り春座敷
桜蘂降るけふのナビ寡黙なり
ドラレコのつける点数花の雨
■ワルイコあつまれ(83)
ゲスト コピーライター 糸井重里氏
おいしい生活。(百貨店広告) くうねるあそぶ(自動車広告)
サラリーマンという仕事はありません。(求人広告)
生きろ。(映画「もののけ姫」)
トンネルのむこうは、不思議の町でした。(映画「千と千尋の神隠し」)
作詞家 ゲームクリエーター タレント マルチに活躍
TOKIO/沢田研二(1980)
東京がそろそろ注目されていいんじゃない?と思って作詞した。
発売日は1980年1月1日
日付が変わると同時にテレビで初披露した
当時沢田研二さんはトップ中のトップの存在だった。
お化粧してでたり「ジュリー」とよばれ
お話の中の人みたいだった
衣装に関しては糸井氏はやりすぎだよ!と思った。
ふろしきみたいなものをかけてマネしてたみたい
文字で作詞するというより絵を思い浮かべた
少しずつ絵を描いていくように字を書いていった
糸井氏は漫画家になりたかったとか…。
すべての原点は漫画(頭の中に浮かぶ絵が詞となる)
最初の部分を作詞するときは
古舘伊知郎さんのアナウンスのように盛りに盛った
短い言葉を使うのはもともとの仕事なので
短い言葉で切っても通じるように意識して書いた
今ある街っていうよりはワクワクするものを足した街
スーパーは「超えてる」ってことだから盛りまくりです
歌を作るっていうのは
どんなデタラメなことでも言っていいんだよ
おさるが火を吹いてもいいし
ぶたが空を飛んでもいいし
きみたちが詞を書きたいとき
やりたいこと みんな書いちゃいなよ
夜見る夢にルールないじゃないですか
(作詞にルールはない なんでもやっちゃえ)
そういうものがあると思って海を見たら
ネオンがキラキラした光に見える
最初のフレーズで盛りに盛ったところを逆に
「さみしいね」って感じを書いてる
光の泡だから(消えちゃうので)むなしいね
「はなやかなものが消えちゃう」ことを
大人は経験する
どんなにさかえているものでも いずれなくなっちゃう
東京のにぎやかさの中に そういうものが後ろ側にある
(はなやかさの裏にはきっとさびしさが)
「明日はいいことあるよ」って言ってやりたい
糸井先生が作詞するときに心掛けていることは❓
友だちが歌ってくれたりするとうれしい
親しい人に「おまえいい歌詞書くな」と言われたり
カラオケで歌ってくれるみたいな
できあがり図から逆算してる気がします
作詞:糸井重里 作曲:加瀬邦彦 歌:沢田研二
空を飛ぶ 街が飛ぶ
雲を突きぬけ星になる
火を吹いて 闇を裂き
スーパーシティが舞いあがる
TOKIO TOKIOが二人を抱いたまま
TOKIO TOKIOが空を飛ぶ
海に浮かんだ 光の泡だと
おまえは言ってたね
見つめてると 死にそうだと
くわえ煙草で涙おとした
TOKIO やさしい女が眠る街
TOKIO TOKIOは夜に飛ぶ
欲しいなら何もかも
その手にできるよ A TO Z
夢を飼う恋人に
奇跡をうみだすスーパーシティー
TOKIO 哀しい男が吠える街
TOKIO TOKIOが星になる
霧にけむった 不思議な街に
あやしい胸さわぎ
やすらぎ 知らない遊園地が
スイッチひとつで
まっ赤に燃えあがる
TOKIO やさしい女が眠る街
TOKIO TOKIOが空を飛ぶ
TOKIO TOKIOが二人を抱いたまま
TOKIO TOKIOが空を飛ぶ
TOKIO やさしい女が眠る街
TOKIO TOKIOが空を飛ぶ
TOKIO TOKIOが二人を抱いたまま
TOKIO TOKIOが星になる
糸井重里さん ありがとうございました!
■夏井いつき俳句チャンネル
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