2024年3月1日金曜日

回転寿司で一句

春暁や焦らず不安乗り越えん
リビングの溢るる春の陽射し浴ぶ
羽ばたける時まで待たん春の雪
死に向かうための宿命春北斗
(エピクロス)心豊かに隠れて生きん春の月

■プレバト纏め 2024年2月29日
回転寿司で一句     

▪特別永世名人のお手本 締めの一句 梅沢富美男
海の陽をたたえて碧し海苔の艶
添削(海苔が春の季語 場所が特定できない)
海の陽の香や引き揚ぐる海苔の艶
海の陽の香や乾きゆく海苔の艶
海の陽の香や軍艦の海苔の艶

▪永世名人 千原ジュニア 傑作50選
回転寿司小さき手小さき春を取る

1位 湘南乃海桃太郎関
春場所前夜鯛の握りを十五皿
(前夜で字余りとなっているが大事な事 春場所への意気込み
 十五と入れた位置もよい 皿は回転寿司という兼題への配慮)

2位 御嶽海久司関
赤貝や父のアガリの緑濃し
(赤貝が季語 アガリの描写 満足感の香り 
 赤とあがりの韻 赤と緑の色彩の対比)

3位 島津海空関
鯛掲げ春場所終えし夢をみる
添削(春場所が季語 季語としての力は落ちる 
   夢は見るもの 説明になっている)
場所終えぐるや春の

4位 一山本大生関
ナマモノが苦手な僕は浅利汁
添削(浅利が季語 俳句は自分のことを書くので僕は不要 
   浅利を描写を入れる)
ナマモノが苦手浅利汁は熱々

5位 若元春港関
桜鯛皿取り思う宇良ピンク
添削(季語は桜鯛 春になると婚姻色)
桜鯛宇良の回しのような色

次回のお題「北陸新幹線」

今回の御嶽海久司関の句は素晴らしかった。
大ファンになりました。

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