春眠し童話で学ぶ猜疑心
春の潮むき出しの自我ありのまま
病みにみる強き自己愛春かなし
甚だしき思い上がり春の夢
面倒な承認欲求春愁う
■偉人・敗北からの教訓
第34回「武田信玄・名補佐役をなくした悲劇」
一、目上の人に口答えするな
一、党派、徒党を組んではいけない
一、戦場で卑怯な振舞いをしてはならない
一、農民に定め以上の役務を課してはならない
一、兄弟に対しても祖略があってはならない
一、学問を怠けるな
一、よく切れる刀を帯びよ
*意訳
「人は石垣 人は城 人は掘 情けは味方 仇は敵なり」
人こそが自分を守ってくれる盾であり
人を大事にしない大名は敵ばかりになる
竹田信玄敗北の伏線
弟・信繁に様々な仕事を任せる
信繁は兄に粛清の恐怖を抱く
負け戦となったら一層奮戦せよ
武田信玄家訓より *意訳
武田信玄敗北の瞬間
自分の得意とする戦いができなかった
信繁を始め重臣を多数失った
教訓1
セオリー無視の相手には慎重に対処すべし
教訓2
自らを過度にカリスマ化すべからず
■須藤康花 闇歌 光と闇の記憶 2006ころ
諦めたあと失った後できっとそこにしか咲かない花が咲く
拭えない痛みの中で枯れない花がきっと咲く
(闘病の末2009年に30歳の若さで世を去った須藤康花)
生と死 歓喜と絶望 現実と幻想 須藤は幼い頃
難病を発症 思春期にも別の病を患い生涯を闘病に
明け暮れました
14歳の時 最愛の母親が病で倒れ自分の看病に全てを
捧げてくれた母の死を無駄にしたくないと絵を描くことに
生きる意味を見出そうとします 迫りくる死を予見した自画像
須藤は年老いた自分を想像できなかったと言います
その短い生涯で千点にのぼる作品を残しました
■与謝野晶子の短歌
その子二十櫛にながるる黒髪のおごりの春のうつくしきかな 与謝野晶子
歳を重ねるたび、この歌の真意を痛感しています。
いと淋し…。
■糸井重里氏がブイヨンちゃんのひとつのしぐさを
「いやいやえん」と言っておられたのですが…。
やっと命名理由が判明しました。
童話 いやいやえん 作: 中川 李枝子 絵: 大村 百合子
だったのですね。
めっちゃすっきり致しました。
このような童話があったのですね…。
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