春の炉へかざす掌皺と皺
春景色光と色の柔らかき
戻り鴫(しぎ)旅の終着あとわずか
春の雲嘘つきたがる詩の言葉
からたちの棘に見立てて活ける春
■ロッチと子羊(72)学生寮編(1)
▪悩める子羊 坂貴浩 明治大学1年
お悩み 他人の気持ちを優先し自分のやりたいことができない
自分も他者も心地良くなる方法は協和音を奏でることです
そのためには指揮者になりましょう
アダム・スミス哲学の要約
スミスの哲学解説
協和音とは異なる音が調和して響き合うこと
お互いが共感し合う協和音を奏でることができると説いた
指揮者とは公平な観察者 調和へと導く
指揮者になるには
1:お互いの本音を知る
2:客観的な視点で調整する
自分の立場から離れて見えてなかった
一回言ってみることですり合わせていけるようになるのでは❓
すり合わせる時自分の意見が言える指揮者になる
▪悩める子羊 川口桜大(おうた)
お悩み 多様な価値観を持つ人たちをどうすれば纏めることができる?
場をうまくまとめるには「場」をまとめないことです
ローティ哲学の要約
価値観の異なる者どうしが互いの価値観を共有するのは無理
みんながまとまる⇦価値観の共有
プライベートとパブリックでのふるまい方を変える
⇩ ⇩
クラブ バザール
価値観が同じ人だけが集まる 価値観の異なる人が集まる
ふるまい 気兼ねなく ビジネスライク
目的 安心 実利
場 クラブ(プライベート) バザール(パブリック)
価値観の押し付けは世界で様々な紛争の原因となっています
人々が平和に共存するには❓
⇧邪魔
価値観の押し付け
価値観の押し付けをやめるべきだとローティは説いた
場とは社会のこと 寮のこと
「場」はプライベートorパブリック
プライベートとパブリックをごっちゃにしない!
最低限のルールだけを前面に出す
⇨お互いの価値を変えずにつながれる
日本人も留学生もバザール的な飲み会のやり方とは?
バザール的な飲み会のポイント
① 最低限のルール を決めること 押し付けない
② 実利
これは世界中の人が実践すべき
一人一人がこの考え方にならないといけない
■夏井いつきのおウチde俳句
▪一分季語ウンチク「啓蟄」
春の時候の季語にあたりまして
現在の暦では3月6日頃にあたります
日本の1年間を季節を24個に区分した数え方
これを二十四節気と言いますが
そのうちの一つはこの「啓蟄」になります
冬の間地中で過ごしていた地虫や蛇などそう言った物たちが
地上に出てくるそういう時期のことを「啓蟄」と言います
最近はニュースなどでも『本日は「啓蟄」です』
なんていうアナウンスが流れる事もありますね
句会に出てきた時に思わずこの難しい字は何だと確認したくなる
そんな時候の季語でもあります
▪一分季語ウンチク「ふじな」
東北地方の方は「あ、分かる」ってすぐ答えるかもしれません
東北地方の方言として「たんぽぽ」を意味する名前だと
歳時記には記載があります
平安時代初期の書物「本草和名」にも
この「ふじな」という表記が登場するようです
「たんぽぽ」と言った時とはまた全然違う印象をもたらす「ふじな」
「ふじな」という傍題ならではの「たんぽぽ」の一句
チャレンジしてみたくなりますね
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