新年度ログインできず手書きかな
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家族しか見舞い叶わず春の帰路
定年後通院の日々木の芽時(このめどき)
妻施設夫一人の日向ぼこ
■源氏物語の女君たち(6)明石の君
藤井由紀子先生
光源氏は須磨から明石に移る
今日の女君 明石の君と出会う
明石の入道 元は大臣の息子 近衛中将という立派な地位を棄て
播磨の国の地方官僚となり後に出家して入道となりました
明石の地で相当の財を成していた
この明石の入道に誘われ光源氏は明石の浦にやってきた
明石の入道には一人娘がいた 入道の圧に負け手紙を認めた
あなたをお慕いするこの気持ち
もう耐えきれなくなってきました
父上様 光源氏様は帝の子です
私とは身分が違い過ぎます
明石の君の気高さ、教養の高さに魅了されていった
8月13日ついにその日がやってきました
あの六条御息所を彷彿とさせる気高さ品の良さそして美しさ
明石の君 会いたかったよ と、と契をかわしたのであります
子を宿したのですが 光源氏は京へ帰ることになった
女の子を産んだという知らせが…。
上京するよう言っても身分をわきまえ上京せず
3年ぶりに明石の君は京の郊外に身を寄せ 光源氏と逢うことに
二条院…光源氏の屋敷にて育てようと決意
(尼君)まずはあの子の幸せを一番に考えなさい
我が子を手ばなす決心をした 別れの日…。
私のように取りに足らぬ身のほどではなく
姫君をどうか立派にお育てくださいませ
ねぇ母上様 早く一緒に乗りましょう と無邪気な姫君
この子がいつか大きくなった姿を
私は見ることができるのでしょうか
生まれてきた因縁も深いのだからいつか姫君と共に
私たちは末永く暮すことになるでしょう
明石の君を残し遠くへ去ってしまったのでありました
人の御ほどわが身のほど思ふにこよなくて、
ほど=身分 光源氏のご身分と自分の身分を考えるとどうしようもなくなって
心地あしとて寄り臥しぬ。
気分が悪いと言って横になってしまった。
正式な手続きを踏んで結婚 で明石の君は懐妊
紫の上 光源氏に幼い頃見初められ妻の一人となり二条院で暮らす
紫の上に育てさせる 紫の上は無類の子ども好き
紫の上は明石の姫君を引き取るまでは結構明石の君に嫉妬する
姫君は、何心もなく、
姫君は無邪気に
御車に乗らむことを急ぎたまふ。
牛車に乗ろう乗ろうと急いでいる
寄せたる所に、母君みづから抱きて出でたまへり。
車を寄せた所に明石の君 自らが抱いて出てくる
片言の、声はいとうつくしうて、
まだ、片言の声は本当に可愛らしくて
袖とらへて「乗りたまへ」と引くも
袖をつかんで「一緒に乗ろう」と引っぱるのも
いみじうおぼえて、
たまらなく悲しい
(明石の入道は)一族から帝と后(きさき)が出る夢をみていた
思っているような結婚ができなかったら海に入って死んでしまえ!
と言って育てていた
そんなことをお父さんは言うけれども私は中流だよ
逆にコンプレックス増幅していた
平安一口メモ~服装クイズ~
十二単(じゅうにひとえ)より小袿(こうちぎ)の方が身分が高い
仕える人は常に十二単をきていたが家の人は着なくてもよかった
十年ほど先に明石の君と姫君は会えた
明石の姫君が東宮の元に入内(じゅだい)することとなる
桐壺院 朱雀帝 冷泉帝 今生帝(4番目の帝)に嫁ぐことに
紫の上「実母の明石の君をそばにおいてあげてください」
そこで再会することになる
次々回 第8回紫の上(後編)が楽しみ。
第7回 女三の宮
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