2024年3月5日火曜日

夏井いつきのよみ旅!in福井後編&敗北からの教訓白虎隊&名言

春の鷲光と影を繰り返し
春の潮嘘と真実持ち回り
健康不安症地虫穴を出づ
人生の最終課題春意かな
人生の種蒔き終えん山笑ふ

■夏井いつきのよみ旅!in福井 後編

窓みれば焦りの船出浪乃花   山本尚美
波の花…冬の季語 日本海沿岸に見られる白い泡の塊

掘り当てた緑釉(りょくゆう)土器や冬陽笑む   上坂朋子
国府とは奈良時代から平安時代全国各地に
置かれた地方政治の拠点 今でいう県庁のこと 
紫式部も父と共に越前にあった国府で暮らしていた
国府発掘プロジェクト 昨年9月に越前市でスタート!

持ち寄りのレシピ聞き合い楮(こうぞ)蒸し   千代谷かおり
楮蒸し…冬の季語

俳句一口メモ
紙漉き(すき)は冬の季語 厳しい寒さの中最盛期を迎える

紙漉きの職工の手から湯気立つ龍   柳瀬京子

妻おもふこころと春を待つ水と   夏井いつき

祖を超えよ鍛冶師連打の雪籠   水上康男
雪籠(ゆきごもり)…冬の季語
越前打刃物 700年の歴史 福井の伝統工芸品

舞い踊り笑顔繋いで寒さ打つ   久保田真唯
寒さ…冬の季語
福井商業高校チアリーダー部 通算9回 全米大会を連覇

■偉人・敗北からの教訓 
第33回 白虎隊・会津に散った若く尊き命
白虎隊の敗北から学ぶ教訓
一、創始者の言葉に縛られるべからず
一、感情にとらわれず、事態を客観的に見極めるべし

■名言
小林一三 曰く
「百歩先の見えるものは、狂人あつかいされる。
 五十歩先の見えるものは、多くは犠牲者となる。
 十歩先の見えるものが、成功者である。
 現在が見えぬのは、落伍者である。」

五木寛之 曰く
「私たちは、まず
 自己を肯定するところから
 出発したほうがいいようです。
 自己を肯定し、自己を認めてやり、
 自己をはげまし、よろこばせること。
 それが必要ではないか。」

山崎豊子 曰く
「人によってお辞儀の角度を変えてはいけない。」

武者小路実篤 曰く
「他人に要求することを先ず自分に要求せよ。」

寺山修司 曰く
「振り向くな、振り向くな。後には夢がない。」

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