2012年10月31日水曜日

バークシャー・ハザウェイ 会長 兼 CEO ウォーレン・バフェット氏 発言!

日経CNBC Voice より 文字起こしです。
鎌田泰之氏 曰く・・・。

先日 アメリカ大統領選挙を前にしまして ロムニー候補と
オバマ候補の 3回目のTV討論会が終わりました。

今回は 外交がテーマでしたが 貿易を中心とした
経済政策で 互に応酬しあい 選挙を左右する
中間所得層に訴える 戦術が目立ちました。

CBSの調査では 視聴者の53%がオバマ氏が論戦で
勝利したとし ロムニー氏の23%を 大きく上回りました。

これで オバマ氏が2勝1敗となり 
大統領再選に 一歩 近づいた事になります。

しかし 3回目の討論会を終えた後も オバマ氏の
表情は硬いままです。それもその筈。

政治専門の情報サイト “リアル クリア ポリティクス”は
最新の各州世論調査の平均値は 両氏ともに47%の
支持率で まさに 拮抗しています。

このまま オバマ氏がTV討論会の勝利をバネに
逃げ切り 再選を果たせるのか?

バークシャー・ハザウェイ 会長 兼 CEO ウォーレン・バフェット氏 発言!

Q オバマ大統領支持だという事だが 
  第1回討論会からの勝敗をどうみている?

第1回討論会から情勢は激変した。普通は 
第一印象を変えたくても 2度のチャンスはない。

しかし ロムニー氏は2度目のチャンスを活かして
今までの 討論会や広告とは 違う印象を与えた。

第1回討論会を見た6900万人の米国人は 
今までとは ひと味違う ロムニー像を感じた筈だ。

これまでの ロムニー氏のロボット的な 
印象は消えたように見えた。

無礼でない程度に オバマ大統領を攻めた あの晩 
ロムニー氏に 軍配が上がったのは 間違いない。

Q 来年のビジネスには 次期大統領には
  どちらが良いと思うか?

両候補のどちらかが大統領になっても
今後4年で 米国経済は改善されるだろう。

女性なら中絶問題がポイントだし 
最高裁判事の人事に関心があれば 差が出るだろうが
どちらが勝っても 米国経済は上向くだろう。

以上でした。
鎌田泰之氏 曰く・・・。

大統領選の行くへは 民主 共和 両党が拮抗するバトル異種!
つまり 激戦となっている州の動向次第です。

アメリカの大統領選は 全国50州 プラス 首都ワシントンの
合計で 538人の選挙人が割り当てられ 過半数の270人を
獲得した候補者が 大統領となります。

その州で勝てば 選挙人を総取りする方法です。

ミシガン・オハイオ・バージニア・ニューハンプシャー・
フロリダなど およそ 10州で 両者は拮抗しておりまして 特に 
オハイオ州の動向が勝敗を握る!と言われ注目されています。

オハイオ州に割り当てられる選挙人の数は18人
カリフォルニア州の55人 フロリダ州の29人に比べ
選挙人が少ないにも拘らず 何故 注目されるのか?

それは 単に アノマリー!経験則からきています。

これまで オハイオで負けた共和党候補が 大統領に
なった事はなく 逆に オハイオで負けた民主党候補が

大統領選に勝ったのは フランクリン・ルーズベルトと 
ジョン・F ケネディの 僅か二人だけなのです。

政治の世界では ジンクスは重要です。

選挙が近づくにつれ オハイオ州の動向に
注目が高まる事になりそうです。

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