日経CNBC Voice より 文字起こしです。
JPモルガン・チェース CEO ジェイミー・ダイモン氏 発言!
米国の影響力低下などというのは 嘘っぱちだ。
米国は世界最強の軍隊を 今後も維持し 最大
且 最も透明性のある資本主義を有している。
ベンチャーキャピタルや プライーベートエクイティがあり
中小でも 大企業でも 米国企業は世界の優良企業だ。
また 米国には多くの起業家がいる。
あらゆる業界に「スティーブ・ジョブズ」がいる国だ。
設備投資も順調だ。
いろいろと問題はあるが 司法制度も 整っている。
生産的で健全な労働倫理もあり
米国企業は 変わらず 魅力的な投資先なのだ。
しかし 成功が約束されている訳ではない。
移民や財政などの課題を解決しなくてはならない。
しかし シェールオイルという 資源に恵まれた。
神が 放蕩息子に 再度 機会を与えてくれたかのようだ。
大企業も 中小企業も好調で 市場も堅調だ。
消費も 住宅市場も 悪くないのに なぜ 成長率が2%なのか。
確かに 欧州不安はあるが 我々自身に問題があるのだ。
問題を見極める事が重要だ。
税制や 「財政の崖」などに 代表されるような
先行きの不透明感が 景気回復に水を差しているのだ。
以上でした。
鎌田泰之氏 曰く・・・。
「アメリカ経済は 今も変わらず 魅力的な投資先なのだ。」
2008年のリーマンショック以降 経済が低迷し 中国などの
新興国のプレゼンスが高まるにつれ アメリカの影響力の
低下を指摘する声が 多くなっています。
そうした中での ダイモン氏のこの言葉!折しも 雇用や
企業の設備投資の行方など 不透明感が強いのですが
そうした国難を 克服できるという アメリカの自信が垣間見えます。
先日 シティグループは アメリカ株の投資判断を
オーバーウエイトに引き上げました。
エネルギーの自立 ハイテク主導の経済成長 住宅市場の
底打ち 財政改革などを 理由として上げていました。
ただ その一方では 経済を牽引するコアとなる
成長ドライバーが 見つからないとの指摘も聞かれます。
コスト面で 優位に立つ新興国の企業との競争も
今後は 厳しさを増すかもしれません。
現場に立つ 企業トップののりは コスト削減で
四苦八苦なのは想像に難くありません。
鎌田泰之氏の今週の纏め・・・。
先日まで 実に 48年ぶりにIMF 国際通貨基金と
世界銀行の年次総会が 東京で開かれました。
世界経済でプレゼンスが低下する一方の 日本にとって
世界に 何を発信するのか?注目されましたが どうやら
期待外れに終わってしまったと思うのは 私だけでしょうか?
(いえいえ 私も 同様に感じました。日本政府の
発信力の無さには 悲しくなってしまいました。
また IMFや 世界銀行にとって 都合の良い国に
されてしまうのではないかと 危惧しています。
今週も 素晴らしい番組を ありがとうございました。)
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