2012年10月4日木曜日

ツイッター CEO ディック・コストロ氏 発言!

日経CNBC Voice より 文字起こしです。
ツイッター CEO ディック・コストロ氏 発言!

現時点では 新規株主公開を重視していない。

株式公開は 企業成長のための資金調達手段だが
今は ユーザー数の増加や 社員の人材育成 
優秀な人材確保の方が 大切だ。

企業成長の最善策を 将来考える時が来れば
その時 株式公開について 検討する。

Q 2013年が その時では?

今のところ 具体的な時期は 全く 考えていない。

Q フェイスブックの失敗で 上場の見方は変わったか?

社外の要因が上場するかしないかの 判断材料にはならない。

Q 上場しないとなると ツイッターは買収の標的か?

我々には 全社的な統一見解がある。
全社員だけではなく 取締役会も含めてのものだ。

それは この会社を世界のデジタル技術企業として
存続させていく事であり この世界で いつまでも
活躍できる プレイヤーのなる事だ。

Q それは 孤立した企業としてか?

孤立した企業として 成功できる会社だと信じている。

Q 適正価格なら アップルやグーグルに売却するか?

我々は独立した企業として 成功できると固く信じている。

以上でした。
鎌田泰之氏 曰く・・・。

ソーシャルネットワークを営む企業ほど ユーザーの数と
企業業績が一致しない状態は 他にないかもしれません。

世界で5億人のユーザーを抱えるツイッターについて
フェイスブック同様 利用者をどう収入の増加に
繋げていくのか?投資家は 疑問を投げかけています。

まさに 長期にわたって 収益を生み出す 
成長ドライバーに欠けているためです。

ユーザーの関心事や思考 人間関係の綾をも 
分析できる事で 広告主に その効果をアピールして
収入を得る手法は 今 疑問を持たれています。

グーグルの検索利益などを利用した 
個人情報の収集に批判が広がっている事もありまして 
その効果に 疑問を持つ企業が増えています。

コストロ氏自身 「株式公開を重視していない。」
と 述べた言葉には 安定した収益増加の
確信を持てていない事の現れかもしれません。

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