2024年10月5日土曜日

太田道灌&俳句甲子園2024&棟方志功

利上げなし金絶好調秋うらら
秋の君たまに表出決めてきた
パソコンや機嫌直せよ野分(のわき)立つ
散る柳痛みに耐えて生く老後
タンクトップにできた水玉渡り鳥

■偉人・敗北からの教訓 
第61回「太田道灌・文武両道の名将の最期」

思いもよらぬ形で命を絶たれた太田道灌(どうかん)の敗北

敗北の伏線~太田道灌の活躍が落した影~
不驕者又不久(驕りがある者は没落するだろう)

我が庵は松原つづき海近く富士の高嶺を軒先にぞ見る
太田道灌

太田道灌 敗北の伏線
自身が力を増すことが上司の力を減らす事になると気づけなかった

太田道灌 敗北の瞬間
過剰な自己アピールは危険
相手の面目を配慮することが重要

七重八重花は咲けども山吹の実のひとつだに無きぞ悲しき
太田道灌

太田道灌の敗北から学ぶ教訓
賢者は理屈で動き 愚者は感情で動く

■心に届け!17音~俳句甲子園2024~
アイスキャンディー栄養ないし好き

興南高等学校
稲妻に淵の蒼さの深まれる   速水彩華
稲妻すとんファミレスの友だち抜きください   知念ひなた
ZigeunerWeisenぼくら鶏頭だった罰   知念ひなた
だめになる切ればメロンにすこし夜   知念ひなた

洗足学園中学高等学校 森有沙 
カットメロン角透けかけてをりにけり   森有沙
翡翠や樹々は古墳を溢れ出て   明石菜央

審査基準 俳句のできとディベート力 自分らしさ

「俳句甲子園2024」を見て一句
炎昼や再出発は髪切ろう
小顔への強きあこがれ夏の蝶
蒸暑しあるがまま読めつくるなよ
落ち着けよゆっくり喋れ日の盛
最後までぶりっこ通す草いきれ

■プレミアムカフェ 巨匠たちの肖像 棟方志功―無我の手―(2009年)

板画は描く仕事ではない。(中略)如何なる場合にも板画は肉筆画に
接近すべき性質のものではなく、肉筆とは全く別なものに立脚し、
全く別個の方向から出発して画になっているのだと云うことを、
知らなくてはならないと思います。
従って、「肉筆らしさ」「肉筆画に近寄る仕事」、そういうことは
板画の道では一種の邪道なのです。
「板散華」より

鍾渓頌(しょうけいしょう)昭和20年

サンパウロ・ビエンナーレ国際美術展
「版画部門最高賞」受賞
受賞後のインタビュー
僕一人 個人の喜びじゃないと思います
日本の国から出た大きな喜びじゃないかと思います
魂自体が 丸となって 線となり 幅となり 
面となるところに 本当の新しいものがー
生まれてくる 湧いてくる 溢れてくる
それが本当の新しい命なんですよ

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