間違いを認める勇気秋の空
押し付けるほどの価値観秋の声
天高し持って生まれた美感あり
星月夜個性育み歩みをり
星流る異なる個性持って生く
■プレバト纏め 2014年10月17日
100点満点で一句
特別永世名人 梅沢富美男のお手本
百点に二重線あり豊の秋
(ありと念を押すほどの事ではない 自分に酔った?
バランスとして季語「豊の秋」が添え物になった
豊の秋で十分なのにさらに闌けて豊の秋が盛りになりました
100点だけでも十分なのに二重線まで引いてくれた
こうすると言葉の質量のバランスが整う
特別永世名人ですからこれくらいまでは整えて欲しい)
豊の秋闌(た)け百点に二重線
こがけんの昇格試験
枝豆を買うダイハード放映日
(取り合わせでワクワクした行動が見えてくる
季語=枝豆という庶民的なもの 取り合わせの妙というもの)
1位 望月理恵
山粧(よそお)う三面鏡に百の母
(山粧う=秋の季語 山々が紅葉で色づく様子
三面鏡に百の母 とても良い詩がある
山粧うでは着飾ったお母さんに限定されがち
喜怒哀楽が見えてくる可能性があるのは星流る 星月夜)
2位 ニシダ(ラランド)
数式にエナドリの染み降り月
添削(降り月=秋の季語 満月が過ぎ次第に欠けていく月のこと
降り月に上手くいっていない空気感 焦っている時間の動き
欠けていく月に託そうとした 季語が近い 星流るだとちょうどいい)
数式にエナドリの染み星流る
3位 薮宏太
誤字原点泣きべそ帰路に色葉散る
添削(色葉散る=秋の季語 紅葉しながら散りゆく葉のこと
散文的 詩的な情景に乏しい 季語が近過ぎる
季語のイメージと取り合わせた言葉のイメージが似通っている
鰯雲 これぐらいの距離にすると俳句としては1ランク上がる)
誤字原点泣きべその帰路鰯雲
4位 青山祐子
焼けた顔赤土(コート)で歓喜秋実る
添削(秋高し=季語 秋になると空気が澄んで空が高く感じられる)
赤土のコート歓喜の秋高し
5位 笠松将
まつりの後満点の月懐く風
添削(まつり=夏の季語 月=秋の季語 最後に風がスーッと吹いてくる)
満点の月や祭の後の風
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