日経CNBC Voice より 文字起こししました。
シティグループ CEO マイケル・コルバット氏 発言!
世界で 今後も 長期的に続く グローバル化 都市化
そして デジタル化が 我々の戦略の焦点だ。
グローバル化で言えば 世界の経済成長は
多くの開発途上国が支えている。
08年から12年は 世界成長の45%は中国が牽引した。
先進国以外が牽引する傾向は 数年続くだろう。
都市化によって 都市人口が増えている。
今後は国でなく 都市を単位として 考える必要がある。
シティが注目するのは 世界の150大都市だ。
Q パンディット氏は 何故 退任する事に為ったのか?
退任の経過がよく分らないと言われているが・・・。
取締役会と パンディット氏の間の事なので
自分には よく分からない。
交代劇が騒がれる中で
パンディット氏の功績が見逃されてしまった。
現在のシティがあるのは パンディット氏が
困難な決断を下してきたからだ。
Q あなたに経営の実績はあると言えるのか?
会長が実験を握っているとする 投資家もいる。
会長の言いなりではないのか?
会社を ちゃんと率いていけるのか?
取締役会は 活発で 企業統治を重んじているが
経営の実績は 取締役会ではなく 私にある。
戦略と 目標を設置し 実行の責任は経営陣にある。
そして 成果を出す責任は 私個人にある。
以上でした。
豊嶋広氏 曰く・・・。
シティのパンディット氏は CEOを辞任する直前
東京で開かれていた IMF世銀総会で来日していました。
帰国後に 決算を発表 その直後の辞任という事で
ウォール街は吃驚した訳です。
コルバット氏は その背景について 語っていませんが
パンディット氏の危機の際の決断については
功績という表現で 評価しています。
ただ 残念だったのが 去年の春 FRB連邦準備理事会が
実施したストレステストで 厳しい景気後退や
株式相場下落の際 十分な自己資本が確保できないと
基準に達しなかった事がありました。
スミスバーニーを モルガンスタンレーの
言値に近い値段で譲り渡す事になった事を含め
パンディット氏と 株主利益を代弁する取締役会との間に
隙間風が流れたとの観測も流れました。
それが 銀行経営の経験がある オニール会長に
実権があるのでは?との 質問に繋がる訳ですが
コルバット氏は 明確に否定!合わせて
成果を出す責任は私にある!とも言っています。
グローバルな拠点展開では
世界有数と言って良いシティグループ!
株式時価総額で 銀行で世界トップだった
2000年代初頭の輝きを 取り戻すのは何時なのでしょうか?
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