2013年1月20日日曜日

「冬桜」三句

週刊ニュース新書 あとがき より


空が澄む 素直に生きて 冬桜     脇本よし子

冬桜 日差せば母と 在るごとし     松田雄姿

散るまでは 見せぬ生様 冬桜     塩野入月遊


今回 田勢康弘氏が選ばれたのは
ゲストの 小野寺五典氏の出身地 
宮城県東方にちなんで 冬桜にまつわる俳句でした。

小野寺五典氏の話では 3.11 あれだけの
津波被害を受けたにも拘らず 桜が咲いたそうです。

私は これらの俳句で 益々 感傷的に為ってしまいました。

自然に苦しめられた人間ですが 
癒し 励ましてくれるのも自然とは・・・。

何とも 自然の前では 人間の無力を
痛感せざるを得ません。

田勢康弘氏の選定される俳句 短歌には
いつも 感銘を受けている私です。

今回も 素晴らしい俳句のご紹介に感謝です。

2 件のコメント:

  1. Vertuさん、おはようございます。

    自分も自然に翻弄されながらも癒されました。

    八丈島の暴風の夜中で、一時だけ見れた夜空は最高に綺麗でした。

    自然の偉大さを忘れてしまうと、傷つけられてしまうのかもしれませんね。

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  2. Shinnosuke Saitoさん
    コメントありがとうございます♪

    今回の八丈島の旅行では 実感されたでしょうね。
    Shinnosuke Saitoさんは 貴重な経験をされましたよね。

    3.11 あの夜の満天の星に 感動した人が多かったとか・・・。
    山折哲雄氏が 記されていました。

    自然にも 人間関係にも 共通点が多い様に感じている私です。

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