2013年1月22日火曜日

西田幾多郎の言葉より・・・。

「日本人は何を考えてきたのか」という
NHKの番組で紹介されていたものを文字起こししました。

書簡として 昭和20年に 
晩年の西田幾多郎が残した言葉です。

「古来 武力のみにて栄えた国はありませぬ。

 永遠に栄えた国は 立派な道徳と文化とが
 根底とならねばなりませぬ。

 我国民 今や 実に此の根底から
 大転換をやらねばならぬ時ではないでしょうか?」

第二次世界大戦 終戦間近の この時期に
この様な事を思考していた日本人がおられたとは・・・。

現在の日本でも この様な考えを持ち 日本で
棲息している人は 少ないのではないでしょうか?

ピーター・ドラッカーも  「真摯さを
持っていなければ為らない。」と 説いています。

恐らく 西田幾多郎も ピーター・ドラッカーも
同様の事を 考えておられたのでは・・・?

この事から この言葉は あらゆる分野に 
置き換える事が出来るように思いました。

個人が 繁栄を考えた時も
何よりも道徳を持っていなければ為らないのでは・・・?

他人を慮る心なくして 繁栄は望めないように思います。
自分だけの繁栄なんて考えられないのでは・・・?

他人を攻撃する事で 獲得したものなど
身につかないように思えてなりません。

レベルの低い話で申し訳ないのですが ダンスの世界でも
異なるジャンルの人々が 顧客の獲得で戦々恐々としています。

お互いを認め合い 尊敬しあう事で 違った環境から
顧客を集める事が出来るのでは・・・?

歴史文化を知り 重んじ 道徳に則った人格形成こそが
個人 ひいては 国が栄えるように思います。

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