先日 宋文洲氏のメルマガで
「弱肉強食」「布施」が取り上げられていました。
拝読直後から ずっと この観点が頭をもたげていました。
宮沢賢治の「グスコーブドリの伝記」に
大きな疑問を持ち続けていたからです。
自己を滅する事は いけない事だと
多くの宗教で説かれています。
宗教を知り尽くされている宮澤賢治は
この作品の中で 自己犠牲の精神を
最も勇敢な行動と記しています。
表現の仕方で 受け取る側の
認識が大きく変化する事は言うまでもなく・・・。
他人のためであれば 讃えられ
自分のためにする行いはタブーなのかしら?
私の狭い了見では 精一杯の思考だったのです。
でも 「布施」という考えが加わる事で 今までとは
違う思考経路が生まれるヒントとなりました。
主語の考え方を 自らが望んだ行動とする事で
ポジティブに考えられるようになるんですよね。
弱い者が 強い者を生かしていると
言い換えられるのですよね。
地球が これまで存続してきたのは
弱者の存在が大きく寄与しているとも・・・。
まだ 巧く表現できないのですが・・・。生きるもの
全てに 存在意義を見つけられた気がしてきました。
仏教って 本当に素晴らしい宗教だと
改めて 認識した次第です。
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