冬茜家事のできない女(ひと)でした
冬ぬくしコンマ一秒助けられ
冬の草我が人生を回顧せり
満たしてもまた満たしても冬日没る(いる)
冬の月茶道華道を極めても
■あの本、読みました?
東野圭吾&池井戸潤&村上春樹…どれから読む?読む順特集!
本郷和人 三宅香帆 道尾秀介 鈴木保奈美 角谷暁子 林祐輔プロデューサー
・あの人気作家の本 どれから読む?
東野圭吾(秋月透馬)
容疑者Xの献身⇨クスノキの番人⇨天空の蜂
池井戸潤(内藤淳)
下町ロケット⇨俺たちの箱根駅伝⇨オレたちバブル入行組
角田光代(東條律子)
八日目の蝉⇨源氏物語⇨方舟(はこぶね)を燃やす
青山美智子(光英麻季)
お探しの物は図書室まで⇨リカバリー・カバヒコ⇨鎌倉うずまき案内所
村上春樹(林祐輔P)
海辺のカフカ⇨ノルウェーの森⇨IQ84
村上龍(林祐輔P)
半島を出よ⇨希望の国のエクソダス⇨コインロッカー・ベイビーズ
・「源氏物語」現代語訳の前にどれを読む?
この2年間で約200冊が発刊
本郷和人 三宅香帆
「源氏物語」紫式部著
平安時代中期 紫式部によって書かれた日本最古とも言われる長編小説
主人公・光源氏の生涯と恋模様
息子・薫の成長を綴った70年に及ぶ全54帖(巻)からなる3部作の物語
795首の和歌が詠まれており多くの歌人に影響を与えた
本郷和人氏お薦め本
「紫式部と男たち」木村朗子著
源氏物語はセレブの話 日本の人口は1100万人 そのうち貴族は500人
BSテレ東社長 加増良弘お薦め本
解説本は『平安人の心で「源氏物語」を読む』山本淳子著/朝日新聞出版
『いま読む「源氏物語」』角田光代・山本淳子/河出出新書
・三宅香帆女史のお薦め本
「愛する源氏物語」俵万智著/文春文庫
和歌を俵万智が名訳 「愛する源氏物語」
袖ぬるるこひぢと かつは知りながら 下り立つ田子のみづからぞうき
六条御息所
(俵万智訳)
泥沼の恋と知りつつ自分から踏み込んでゆくことの悲しさ
(返歌)
浅みにや人は下り立つわが方は 身もそぼつまで深きこひぢを
光源氏
「愛する源氏物語」の一文 俵万智著/文春文庫
(俵万智訳)
踏み込めるほどの浅さよわたくしは全身泥に使っています
和歌の中には古い和歌を使って遊んでいる
・「源氏物語」って現代語訳 何からオススメですか?
個人的には現代語訳の前に「入門書」を読んでからの方が
絶対楽しめる
現代語訳の前に入門書を読むべき!
「30日de源氏物語」三宅香帆著/亜紀書房
1日10分から始める「源氏物語」入門書
巧みな伏線の読み解き方から実際あったゴシップネタまで
あらすじはもちろん物語りを深く味わうコツが満載
オススメの読み方 推しキャラを見つける
「六条御息所 源氏がたり」林真理子著
六条御息所ひとり語りを林真理子がアレンジし再構築
角田光代が現代的で歯切れがよく生き生きとした会話文に訳した全8巻
「源氏物語」角田光代訳/河出文庫
「新源氏物語」田辺聖子著/新潮文庫
著者の言葉
「原文の中で日本語としてきれいな言葉好きな言葉、わかりやすい言葉は
そのまま残しましたけれど出来るかぎり新しい現代の言葉を使いました。」
「源氏物語」瀬戸内寂聴訳/講談社文庫
天台宗の尼僧で小説家の瀬戸内寂聴が気品あふれる現代語に訳した
たおやかに書かれていて、女性として読んでさらに深く入り込めた。(角谷暁子)
・大垣書店麻布台ヒルズ店月間総合ランキング
「わたしは、海」の一文 カツセマサヒコ著/光文社 5位
あまり投稿してなくてすみません。本当にSNSが苦手です。
みんな、何をそんなに書くことあるの❓
三年もの間、何をしたかというと、基本的にずっと、
闘病生活を送っていました。癌です。
(中略)
結構しんどくて、ここまでかなり頑張ったと思うので、
あとは自宅で緩和ケアを受けながらゆっくり過ごすことにしました。
(中略)
不意に、潮田の言葉を思い出した。
(中略)
―海も涙も、しょっぱいじゃん。だからさ、実は海は、
たくさんの生き物や、人間や、もしかするとこの星自体が流した涙が、
流れ着いて集まった場所なのかもしれない。
この星は涙でできていて、海は乾くことはない。
だからみんな、海に泣きに行くのかもしれないな。
・「N」道尾秀介著/集英社
コピーは「読む順番で世界が変わる」その読み方は720通り
「一冊の本」の概念を変える物語
全6章 読者が読む順番を決めていい
本書は六つの章で構成されていますが、読む順番は自由です。
どの章から読み始めるのか。次にどの章を読み進めるのか。
最後はどの章で終わらせるのか。このページをめくると、
それぞれの章の冒頭部分だけが書かれています。
読みたいと思う章を選び、そのページに移動してください。
読んだあとは、また冒頭部分の一覧から、次の章を選んでいただきま。
慎重に選んでいただいても、ランダムに選んでいただいても構いません。
① 名のない毒液と花
② 落ちない魔球と鳥
③ 笑わない少女の死
④ 飛べない雄蜂の噓
⑤ 消えないガラスの星
⑥ 眠らない刑事と犬
順番が変わることである生き物が全く違う姿に見える
この仕掛けを考えたキッカケ
小説を盛り上げ今一度読者を取り戻したかった
体験型小説
どの順番で書いた❓3から書き始めた
今後も体験型小説を書く❓暫く続けたい
体験型小説「I」を執筆中
読み方次第で亡くなる人の数が変わる
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