紫式部心の丈を雄弁に
戦場で愛を伝えん冬薔薇(そうび)
愛せない人と暮らして冬の夜
冬の星愛を知らずに年重ね
■芸能きわみ堂
あなたのみゆるは○○式部!?
京都にいきづく源氏物語の世界・前編
小倉百人一首
藤原定家が選んだ飛鳥時代から鎌倉時代にかけて
100人の有名な歌人の和歌を集めた歌集
嵯峨・嵐山×平安貴族の別荘地 大亀山(だいきざん)宝厳院
嵐山借景 回遊式山水庭園 獅子吼(く)の庭 書院
源氏物語 古典芸能 清凉寺(嵯峨釈迦堂) 執事 大田清昭
本尊 釈迦如来(国宝) 「嵯峨大念仏狂言」 阿弥陀堂
光源氏が山辺の別荘を建てた 源融(みなもとのとおる)
光源氏のモデルの一人とされ阿弥陀堂の辺りに別荘・棲霞観があったと言われる
源氏物語(松風)(光源氏の)つくらせたもう御堂は大覚寺の南にあたりて
瀧殿の心ばへなど劣らずおもしろき寺なり
源融に瓜二つの阿弥陀様の像がつくられた 阿弥陀三尊(国宝)
源氏物語 美しき色彩の世界 吉岡更紗
天然の植物を使って染色をしている
黄色はススキのような植物の茎とか葉っぱの黄色を使っている
アカネという植物の根に赤い色素がある
平安時代は色を重ねる組み合わせで季節を表現
色は増えたと言われている
源氏物語に登場した和菓子
有斐斎弘道館 和菓子店 店主太田達
一期一会 お菓子が「椿餅」で奈良時代後期から存在がわかっている
源氏物語(若菜上)椿餅 梨 柑子(こうじ)ようなものども さまざまに
箱の蓋どもに とり混ぜつつあるを 若き人びとそぼれ食ふ
道明寺粉 こしあん 椿の葉
源氏物語(幻)で菊が出てくる
人の生と死の部分 人が隠れるときに菊が象徴的に使われる
元気な椿餅と合わせて「陰」と「陽」を表現したお菓子
ちょこっとリポート 源氏物語と花街
祇園 花街芸術資料館 杉浦京子
都をどり 2024年のテーマが源氏物語
舞妓用着物「御所車」夕顔 「彩映花舟文」 「短冊に文字」
京舞井上流 井上安寿子 家元五世井上八千代
四世 井上八千代(愛子)(1905~2004)
源氏物語をテーマにした曲がある「蓬生(よもぎう)」「夕顔」
京舞 地唄 葵上
この上はとて立ち寄りて
(源氏物語の正妻である葵の上への嫉妬にかられた
六条御息所は 生霊となり葵の上を苦しめる
今の恨みは在りし報い瞋恚(しんに)の炎(ほむら)は身を焦がす
思い知らずや思い知れ 恨めしの心や あら恨めしの心や
人の恨みの深くして 憂きねに泣かせ給ふとも
水暗き沢辺の蛍の影よりも 光る君とぞ契らん
■芸能きわみ堂
京都にいきづく源氏物語りの世界 後編
京都嵐山 宝厳院 書院 京舞井上流
葵上 井上安寿子 六条御息所
京舞の見方 3つのポイント
① おいどを下ろす
上半身は伸ばしたまま 腰を落とし 重心を下げる
美しい身体表現が可能になる
② 感情は内に秘め上品に舞う
御息所が葵上を打ちつける場面
高貴な女性ゆえ激しくストレートに見せてはいけない
③ 目線の作り方
蛍を目で追いかける
基本姿勢が非常にしんどい
扇 庭木のちょこっとリポート
扇の知られざる豊かな世界 扇店当主 南忠政 創業200年
夏扇 檜扇(ひおおぎ) できた時は儀式の台本などが書かれていた
顔を隠したり 柄の美しさを競った
川村裕子
朧月夜と光源氏が名前を明かさず会う場面で扇を交換
名前がわからない 扇を持っている人を探す
単に風を送り出すだけではない
扇は人の心を乗せたままヒラヒラ舞っている
扇子店 代表 大西里枝
扇子は京都で生まれ1200年間人々に愛されてきた
蝶 桐箱(枕) 投扇興(とうせんきょう)
落ちた形で点数を競う
投扇興対決 大久保佳代子 対 泉里香
花散里 三点 関屋 二点
ゆらり 二点 ゆらり 二点
ゆらり 二点 夕霧(霧に隠れたように見える) 五点
扇の豊かな世界
京舞 蓬生(よもぎふ) 京舞井上流五世家元 井上八千代
京舞で私が大切にしていることは自然体でありたい
日常の動作が基本であるということ 素直でありたい
作り込まない と思っております。
光源氏 末摘花 をどう舞うのか?
静かめにしておいた方が末摘花が (光源氏)男になったときに
同じなりですから分かるかなと 思っております
源氏になったとたんに 足を強く踏みながら 出てくる
ちょっとした音ですけど そこで変化がつく
京舞 地唄 蓬生
作詞 谷崎潤一郎 作曲 富崎春昇 振付 井上佐多
唄と三絃 小桃 ます穂 幸苑 笛 章乃 筝 まめ鈴
よしや蓬生に 年を経て 埋もれ果てん 身なりとも
昔馴れにし 唐衣(からごろも) 君がなさけに 背(そむ)かじな
縁(えにし)の糸の 玉かづら ただ一すぢに 絶えせじと
恋ふる 袂の ひまなきに 破(や)れしひさしの 隙間もる
雫さえ 添ふ折しもあれ 名残の雨の あと晴れて 卯月の空に
夕月の 艶なる君が 面影や 雨にまされる下露に ぬるるも何か
たづねても 我こそ 訪はめ道もなく 深き蓬の もとの心を
(蓬が生い茂るほど荒れ果てた様子の屋敷
ここに住む末摘花は鼻が長く赤い特徴的な容姿の女君
光源氏が都に戻ったと聞き再会を待ち焦がれる
長くつややかな末摘花の黒髪
ひさしが破れ雨漏りする中孤独に待ち続けている
美しい夕月のもと現れたのは光源氏
高貴な身分にふさわしく品格ある装束を身にまとう
露にぬれた草を踏み分け屋敷を訪ねる光源氏
ただ一途に恋い慕う末摘花
そのけなげさに光源氏は心打たれる)
京舞井上流五世家元 井上八千代女史の「蓬生」素晴らしかった。
武原はん女史の地唄舞を拝見して以来の感動でした。
やはり創ってはいけませんよね。
ありのままの自分を出さないとですよね。
京都にいきづく源氏物語の世界・前編
小倉百人一首
藤原定家が選んだ飛鳥時代から鎌倉時代にかけて
100人の有名な歌人の和歌を集めた歌集
嵯峨・嵐山×平安貴族の別荘地 大亀山(だいきざん)宝厳院
嵐山借景 回遊式山水庭園 獅子吼(く)の庭 書院
源氏物語 古典芸能 清凉寺(嵯峨釈迦堂) 執事 大田清昭
本尊 釈迦如来(国宝) 「嵯峨大念仏狂言」 阿弥陀堂
光源氏が山辺の別荘を建てた 源融(みなもとのとおる)
光源氏のモデルの一人とされ阿弥陀堂の辺りに別荘・棲霞観があったと言われる
源氏物語(松風)(光源氏の)つくらせたもう御堂は大覚寺の南にあたりて
瀧殿の心ばへなど劣らずおもしろき寺なり
源融に瓜二つの阿弥陀様の像がつくられた 阿弥陀三尊(国宝)
源氏物語 美しき色彩の世界 吉岡更紗
天然の植物を使って染色をしている
黄色はススキのような植物の茎とか葉っぱの黄色を使っている
アカネという植物の根に赤い色素がある
平安時代は色を重ねる組み合わせで季節を表現
色は増えたと言われている
源氏物語に登場した和菓子
有斐斎弘道館 和菓子店 店主太田達
一期一会 お菓子が「椿餅」で奈良時代後期から存在がわかっている
源氏物語(若菜上)椿餅 梨 柑子(こうじ)ようなものども さまざまに
箱の蓋どもに とり混ぜつつあるを 若き人びとそぼれ食ふ
道明寺粉 こしあん 椿の葉
源氏物語(幻)で菊が出てくる
人の生と死の部分 人が隠れるときに菊が象徴的に使われる
元気な椿餅と合わせて「陰」と「陽」を表現したお菓子
ちょこっとリポート 源氏物語と花街
祇園 花街芸術資料館 杉浦京子
都をどり 2024年のテーマが源氏物語
舞妓用着物「御所車」夕顔 「彩映花舟文」 「短冊に文字」
京舞井上流 井上安寿子 家元五世井上八千代
四世 井上八千代(愛子)(1905~2004)
源氏物語をテーマにした曲がある「蓬生(よもぎう)」「夕顔」
京舞 地唄 葵上
この上はとて立ち寄りて
(源氏物語の正妻である葵の上への嫉妬にかられた
六条御息所は 生霊となり葵の上を苦しめる
今の恨みは在りし報い瞋恚(しんに)の炎(ほむら)は身を焦がす
思い知らずや思い知れ 恨めしの心や あら恨めしの心や
人の恨みの深くして 憂きねに泣かせ給ふとも
水暗き沢辺の蛍の影よりも 光る君とぞ契らん
■芸能きわみ堂
京都にいきづく源氏物語りの世界 後編
京都嵐山 宝厳院 書院 京舞井上流
葵上 井上安寿子 六条御息所
京舞の見方 3つのポイント
① おいどを下ろす
上半身は伸ばしたまま 腰を落とし 重心を下げる
美しい身体表現が可能になる
② 感情は内に秘め上品に舞う
御息所が葵上を打ちつける場面
高貴な女性ゆえ激しくストレートに見せてはいけない
③ 目線の作り方
蛍を目で追いかける
基本姿勢が非常にしんどい
扇 庭木のちょこっとリポート
扇の知られざる豊かな世界 扇店当主 南忠政 創業200年
夏扇 檜扇(ひおおぎ) できた時は儀式の台本などが書かれていた
顔を隠したり 柄の美しさを競った
川村裕子
朧月夜と光源氏が名前を明かさず会う場面で扇を交換
名前がわからない 扇を持っている人を探す
単に風を送り出すだけではない
扇は人の心を乗せたままヒラヒラ舞っている
扇子店 代表 大西里枝
扇子は京都で生まれ1200年間人々に愛されてきた
蝶 桐箱(枕) 投扇興(とうせんきょう)
落ちた形で点数を競う
投扇興対決 大久保佳代子 対 泉里香
花散里 三点 関屋 二点
ゆらり 二点 ゆらり 二点
ゆらり 二点 夕霧(霧に隠れたように見える) 五点
扇の豊かな世界
京舞 蓬生(よもぎふ) 京舞井上流五世家元 井上八千代
京舞で私が大切にしていることは自然体でありたい
日常の動作が基本であるということ 素直でありたい
作り込まない と思っております。
光源氏 末摘花 をどう舞うのか?
静かめにしておいた方が末摘花が (光源氏)男になったときに
同じなりですから分かるかなと 思っております
源氏になったとたんに 足を強く踏みながら 出てくる
ちょっとした音ですけど そこで変化がつく
京舞 地唄 蓬生
作詞 谷崎潤一郎 作曲 富崎春昇 振付 井上佐多
唄と三絃 小桃 ます穂 幸苑 笛 章乃 筝 まめ鈴
よしや蓬生に 年を経て 埋もれ果てん 身なりとも
昔馴れにし 唐衣(からごろも) 君がなさけに 背(そむ)かじな
縁(えにし)の糸の 玉かづら ただ一すぢに 絶えせじと
恋ふる 袂の ひまなきに 破(や)れしひさしの 隙間もる
雫さえ 添ふ折しもあれ 名残の雨の あと晴れて 卯月の空に
夕月の 艶なる君が 面影や 雨にまされる下露に ぬるるも何か
たづねても 我こそ 訪はめ道もなく 深き蓬の もとの心を
(蓬が生い茂るほど荒れ果てた様子の屋敷
ここに住む末摘花は鼻が長く赤い特徴的な容姿の女君
光源氏が都に戻ったと聞き再会を待ち焦がれる
長くつややかな末摘花の黒髪
ひさしが破れ雨漏りする中孤独に待ち続けている
美しい夕月のもと現れたのは光源氏
高貴な身分にふさわしく品格ある装束を身にまとう
露にぬれた草を踏み分け屋敷を訪ねる光源氏
ただ一途に恋い慕う末摘花
そのけなげさに光源氏は心打たれる)
京舞井上流五世家元 井上八千代女史の「蓬生」素晴らしかった。
武原はん女史の地唄舞を拝見して以来の感動でした。
やはり創ってはいけませんよね。
ありのままの自分を出さないとですよね。
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