石立山をツキノワグマの夏闊歩
見る人の記憶に記録油虫
夏の原子煩悩なるレアの父
夏の雲卵産むだけレアの雌
夏の雨卵育むレアの雄
■超多様性トークショー!なりそめ 夏井いつきが語る「大人の恋」
夏井いつき先生は元々は中学校の国語教師
30代で俳句の世界へ
お相手は8歳年上の兼光さん
長年、CMプロデューサーとして数々のCMを手掛け
でんぷん麺のCMの製作も…。
現在はマネージャーとしてテレビ出演のサポートも熟している。
夏井いつき
たった17音を通してお互いに理解し合おう認め合おう
俳句っていうのは多様性の最先端を100年前からやってきている
兼光さん
夏井は1から100まで俳句 それ以外のことは僕がやりましょう
出会った当時、兼光さんは二度の離婚を経験
夏井さんも離婚後二人の子供を育てていました。
いつき先生
離婚って物凄くエネルギーを必要とする
あんな無駄な負のエネルギーを使うのは二度とやりたくないと思っていた
どうしてCoupleに?
出会い ひとめぼれ 兼光さんが夏井いつき先生の俳句にひとめぼれした
「つながれぬ手は垂れ末黒野(すぐろの)の太陽 夏井いつき」
2004年BS俳句王国
俳句は17音の言葉がすべて 一人一人が違う受け止め方は全部正解
俳句はや陽性が詰まっている感じ 田村淳
兼光さんは月1回(愛媛県)松山でやっている句会に大阪から通った
深入りしたくなかった いつき先生…。
「ある日、出雲からどうやって帰るんですか❓
空いてるから車で迎えに行きましょうか❓」と、兼光さん
「ラッキー、旅費は浮くし時短にもなった。
その時、紳士的でもあった。男の人にドアを開けてもらう
生活していなかったので、一歩進んだ。
ボーイフレンドと会っている空気感?」と、いつき先生
「部屋空いてるけど来る?」いつき先生
御幸ハウスと呼んでいた一軒家があった
酒飲んで句会していた空間があった
そこには私の子ども2人とよそ様の子どもを3人預かっていた
俳句つながりでいろんな子どもたちにも出会う
登校拒否の子たちとがっつり関わっていた
親とちょっと離してあげるだけで冷却期間が生まれる
「部屋空いてるけど来る?」と言ったら来た子が3人いた。
10代後半の子たちだった。
兼光さんは目の前にある現実を受け入れるタイプ。
違和感とか無理をしているということはなかった。
「俳人夏井いつき」と「人間夏井いつき」では
後者と付き合いたくなった
「嫌がってるかもしれないけど、籍入れて結婚しません❓」と兼光さん
「結婚は二度としません」といつき先生
結婚したら何が面倒くさいかをいつき先生が言うと…。
「あなたのために料理はやりたくない」
「あなたのために洗濯時間がもったいない」と言われる度に兼光さんは…。
一つ一つ潰していった。
次、言う事がなくなってくだらないことになっていった。
最後に兼光さん「それ理由になりますか❓」と言われ
「確かに…。」と思ったいつき先生
「100%俳人をやってくれ」「100%肯定する」と言われ…。
めっちゃラッキーと思った。
俳句を作る人に惚れているんだなと言うことが解って来て
「俳人夏井いつき」と「人間夏井いつき」
両方をちゃんとサポートして
能力のある人は100%生かすべき
それ以外のことをする人に僕がなっていいと思うようになった
2006年結婚
大坂と松山という別居婚開始 その期間8年
兼光さんの定年退職をきっかけに松山で新婚生活をスタート
夏井いつきのマネージャーをスタート
その頃からテレビ出演が増えた
いつきさんの負担も極力減らしてくれている
兼光さんなしでは今の状況は考えられない
思わぬ出来事が…。
兼光さんに肺癌が見つかった
しかし、兼光さんが淡々と段どって
自分がいない間のことを全部決めていく
「全てのことは必ずなるようになる それを受け入れるしかない」兼光さん
いつきさんのお子様も淡々と日常を熟していく姿に物凄く救われた
みんなで日常をやろう
「摘出せる肺は蛍の匂ひして 夏井いつき」
さみしい匂いがする 肺のかけらが 蛍の匂いと一緒やな
負の感情の時も俳句は出てくる
負の感情を言葉にすることで客観的に見ることができる
うつの渦の中に入らず自分を保つことができる
人生の杖 俳句が人生の杖になると言っているのだけれど
負の感情に自分を落とさないために俳句が人生の杖になる
そして兼光さんがもう1本の杖になってくれている
結婚を拒んでいた人とは思えない。と田村淳さん
俳句は夏井いつき先生にとっては人生の杖
現在、兼光さんは俳句と同じ位置にいるのは感慨深いと田村淳さん
それを聞いたいつきさん「感動しちゃった」
6年前松山に二人の新居を建てました
料理担当は兼光さん 晩酌は二人にとって大切な時間
意外な一面 勝村政信さん
「先生はお酒大好きなだけで、そんなに強くない
『気持ち良くなってきた』みたいになって
ご飯を食べていると赤ちゃんみたいにこぼす
『どうしてそんなに落ちているんですか』と兼光さん
保護者の兼光さんが『じゃあそろそろ帰りましょうか❓』
子どもですね。」
あまりいつき先生がお皿を割るので、
昔の趣味の「金継ぎ」を始めたとか…。
一生かかってもしきれないくらいの食器があるとか…。
いつき先生の苦手なところを兼光さんが粘土で補強してくれている
どんな形でも成型できるしどんな形とも寄り添えるという意味では
兼光さんは粘土なのかなと…。
多様性とは?
兼光「今ここにいることを大事に 自然に大事にし合う関係が…。」
夏井「認め合うこと 好き嫌いはあるけど オリジナリティを認め合う
俳句は地球を救う」
0 件のコメント:
コメントを投稿