復活なきキリスト教蛍飛ぶ
通貨安によるインフレ梅雨じめり
人力と根性で勝つ梅雨の月
エッシャーは無限を有限へ朱夏(しゅか)
夏の日やパウル・クレーが突然に
■理想的本箱
選書テーマ 戦争が迫ってきた時に読む本
▪戦争は女の顔をしていない
著者 ズヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ
三浦みどり訳
戦場に確かに存在した名もなき女性たちの感情
彼らが語るとき、わたしは耳を傾けている…
彼らが沈黙しているとき、わたしは耳を傾けている…
▪短くて恐ろしいフィルの時代
著者 ジョージ・ソーンダーズ
岸本佐和子訳
独裁者になるきっかけは失恋だった。
いつ誰がなってもおかしくない。
と、警告を届けられていた。
他者とみなしたものを根絶やしにしたがる
人間のエゴにまつわる物語
私たちの中にフィル(熱狂的独裁者)はいる。
▪ひろしま
著者 石内都
身につけていた人たちの日常と生を静かによみがえらせる
今、私に出来ることは、
眼の前にあるモノ達と共有している
空気にピントを合わせ、
その場の時間をたぐり寄せながら
シャッターを押すだけだ。
石内都「在りつづけるモノ達へ」より
幅允孝氏(ブックディレクター)
凄く尊い、覚えていたい、忘れたくない
切実に思った一冊でした。
■名言
赤毛のアン より
「人生は広くもなれば狭くもなる
それは人生から何を得るかではなく
人生に何をそそぎ込むかにかかっている。」
ジェームズ・オッペンハイム 曰く
「愚か者は、幸福をどこか遠いところにあると
思い込んでいる。
利口者は幸福を足元で育てている。」
ビル・ゲイツ 曰く
「自分が出したアイデアを、
少なくとも一回は人に笑われるようでなければ、
独創的な発想をしているとは言えない。」
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