2023年7月8日土曜日

若者の「○○離れ」の論点&稚児俳句

ついり雲作りし自分に酔いしれて
夏の猫残る野性よ小鳥食む
梅雨寒し聞くに及ばず右顧左眄(うこさべん)
駅わじきオオムラサキの雄の羽化
髪洗ふ作る流行に踊らされ

■マーケットアナライズCONNECT より
若者の「○○離れ」の論点
若者の消費は自分を満たすことには消費を惜しまないが
それを追求したいが故にその他の消費においては賢く消費を抑える
⇨必要でないモノをわざわざ自分が消費する必要があるか検討する

将来に対するビジョンが見出しにくく
且つストレスに溢れる現代社会を生き抜いていく上で
消費者の志向は現在思考となりがち

価値観が多様化し、従来の幸福や価値観に変化が

■ワルイコあつまれ
稚児俳句
ガーン
ポイント 感情を表す言葉は使わない方がよい

ワンピース泥はねガーン五月晴れ   高柳克弘
(五月晴れ 梅雨の晴れ間のこと)

くじ引いてガーン夜店の灯が眩し   辻内京子
(夜店が夏の季語)
ポイント 「ガーン」で感情を表現するかわりに
くじの結果は省略

窓開けて雨降りガーンくせ毛バーン   松尾葉翔
(無季俳句)
ポイント 戦争や災害など重い内容を詠む場合は
     季語を使わないこともある
添削
ほよほよのくせ毛にガーン梅雨長し   辻内京子
(ほよほよはオノマトペ 
 様々な状態や動きなどを音で表現した言葉
 オノマトペは独自性があり
 情景をイメージしやすい表現が望ましい
 梅雨長し 夏の季語)

五月雨やくせ毛うつれる窓にガーン   高柳克弘
(五月雨 夏の季語 梅雨の時期に降る雨のこと
 や切れという伝統的な手法 上五でや 下五名詞で終わる)

これからわたしはあ~や切れだ~   松尾葉翔

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