2023年7月22日土曜日

理想の本箱&名言

トルティーヤ口内負傷極暑かな
午前二時衣類脱ぎ捨て扇風機
炎熱や汗するたびのドライヤー
(メーヘレン)独創的な贋作創り夏の果
夏芝居孤独携え凛と立つ

■理想的本箱 君だけのブックガイド
選書テーマ 初めてお葬式に行った時に読む本

▪死んでいない者 著者 滝口悠生
記憶が呼び覚まされる唐突さ
ドラマチックさ

▪ハレルヤ 著者 保坂和志
昨日の写真は撮れなくても昨日はなくなる訳ではない
時を飛び越えながら自由に生きている

世界があれば生きていた命は
死んでも生きつづける

あの時点で人生は可能性の放射のように開け、
死はその可能性を閉じさせられない…。 
「こことよそ」本文より

▪おばあちゃんのはこぶね 
著者 M.B.ゴフスタイン 谷川俊太郎 訳 

死を経ても世界をあたたかく照らす術(すべ)がある

よろこびとかなしみはにじのよう
生きている事を祝福しようというメッセージ

私も創られたもので、
私もまた色々なモノを創った。
私たちみんなの存在が、
真実を顕(あらわ)にする
一本の木が、一枚の葉を出現させる、
それこそが真実。
鳥が留まりさえずる枝をつくる、
それこそが真実。
(ああ、私はなんてすばらしい時を生きているのか。)
あなたがなすべき仕事がまだ、残されている。
ねぇ、よく聞いてー
私たちはそんな物語を紡いでいくのよ。
おばあちゃんのはこぶね 巻末に収められている
77才の時ホスピスで書かれた言葉です。

■名言
芥川龍之介 曰く
「我々を走らせる軌道は、
 機関車にはわかっていないように
 我々自身にもわかっていない。
 この軌道もおそらくは
 トンネルや鉄橋に通じていることであろう。」

山本美憂 曰く
「迷うっていうのは、
 やりたいけど不安があるっていうことだと思うから、
 その不安を解消するには
 やってみないと分からない。」

貝原益軒 曰く
「喜びの時も怒りも時も
 何も行動をしてはいけない
 喜びもやみ怒りもやみ
 平常心を取り戻した後に
 事を行なうようにしなさい。」

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