トルティーヤ口内負傷極暑かな
午前二時衣類脱ぎ捨て扇風機
炎熱や汗するたびのドライヤー
(メーヘレン)独創的な贋作創り夏の果
夏芝居孤独携え凛と立つ
■理想的本箱 君だけのブックガイド
選書テーマ 初めてお葬式に行った時に読む本
▪死んでいない者 著者 滝口悠生
記憶が呼び覚まされる唐突さ
ドラマチックさ
▪ハレルヤ 著者 保坂和志
昨日の写真は撮れなくても昨日はなくなる訳ではない
時を飛び越えながら自由に生きている
世界があれば生きていた命は
死んでも生きつづける
あの時点で人生は可能性の放射のように開け、
死はその可能性を閉じさせられない…。
「こことよそ」本文より
▪おばあちゃんのはこぶね
著者 M.B.ゴフスタイン 谷川俊太郎 訳
死を経ても世界をあたたかく照らす術(すべ)がある
よろこびとかなしみはにじのよう
生きている事を祝福しようというメッセージ
私も創られたもので、
私もまた色々なモノを創った。
私たちみんなの存在が、
真実を顕(あらわ)にする
一本の木が、一枚の葉を出現させる、
それこそが真実。
鳥が留まりさえずる枝をつくる、
それこそが真実。
(ああ、私はなんてすばらしい時を生きているのか。)
あなたがなすべき仕事がまだ、残されている。
ねぇ、よく聞いてー
私たちはそんな物語を紡いでいくのよ。
おばあちゃんのはこぶね 巻末に収められている
77才の時ホスピスで書かれた言葉です。
■名言
芥川龍之介 曰く
「我々を走らせる軌道は、
機関車にはわかっていないように
我々自身にもわかっていない。
この軌道もおそらくは
トンネルや鉄橋に通じていることであろう。」
山本美憂 曰く
「迷うっていうのは、
やりたいけど不安があるっていうことだと思うから、
その不安を解消するには
やってみないと分からない。」
貝原益軒 曰く
「喜びの時も怒りも時も
何も行動をしてはいけない
喜びもやみ怒りもやみ
平常心を取り戻した後に
事を行なうようにしなさい。」
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