2023年7月28日金曜日

理想的本箱&プレバト纏め

青柿や役立つことを旨として
美郷梅酸味漂う土用干し
パレットを黄色に染めた梅の香
夏の陽へ見頃迎えた古代蓮
浜朴(はまぼう)や群れて咲きをり美波町

■理想的本箱 君だけのブックガイド
選書テーマ 情報の海に溺れそうな時に読む本

▪1984 著者 ジョージ・オーウェル 田内志文 訳

1949年に書かれた1984年の未来を描いた小説
情報監視社会の恐怖
現実がこの作品に近づいてきたような気がすると選書家の幅允孝氏

過去を支配するものは未来を支配する
今を支配するものは過去を支配する

▪何者 著者 朝井リョウ

本人の実像とSNSと言う虚像の二面性
裏アカウントに現れる人間の本音

▪静寂とは 著者 アーリング・カッゲ 田村義進 訳

静けさとは何か
それはどこにあるのか
それがなぜ今重要なのか
静けさはいつでも、
どこにでもある

どこにいても
静けさは
見つけられる

■プレバト纏め 2023年7月27日
▪名人特待生俳句抜き打ちテスト

風薫る初のマニキュアは百円   山之内すず
若夏をラッパ飲みする白帽子   市川右團次
添削 制帽は白はつなつをラッパ飲み

春暁の実家オムツは三枚目   早見あかり
添削 春暁のあくび三回目のオムツ
雪濡らすバス待つ我の単語帳   向井慧
添削 雪濡らすバス待つ我の単語帳

小高の地心に刻む春日傘   二階堂高嗣
手酌酒祖父の背中や年歩む   二階堂高嗣
添削 酒を酌む祖父の背中や年歩む
手酌せる祖父の背中や年歩む

ますかけの手にある我の木の葉髪   梅沢富美男
添削 ますかけの手相ぞ我に木の葉髪
桐の花いつかは来ない紙袋   梅沢富美男

白秋や漢字ドリルに書く名前   梅沢富美男
添削 漢字ドリルに白秋の我が記す
何度目のオセロ薄目のこたつ猫   梅沢富美男

▪跡形もなく添削された俳句
炎天に映える黒肌まだ足りぬ   みちょぱ
添削 美しき日焼けの肌をなおも焼く
添削 美しき日焼けの肌を焼く焼く焼く

疲れたなあ追い込む季節冬隣   村上佳菜子
添削 練習終えスケートシーズンは間近

クマわたし揺れる母観て露寂し   市川由紀乃
添削 嫁ぐ秋母へ感謝のテディベア

葉の隙間溢れ蟲くる歯の隙間   くっきー!
添削 木漏れ日やこぼるる飯にたかる虫

▪あと一歩で1位になれた俳句の添削
扇風機市民ホールの舞台袖   小林幸子
添削 開演の舞台袖なる扇風機

夏の雲ソフトクリームと溶けてゆく   嶋佐和也
添削 溶けてゆくソフトクリームそして
添削 溶けてゆくソフトクリームそして
   (・中黒点)

次回は3時間スペシャル

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