人それぞれの優しさ・・・。

秋忘　天衣無縫の　素行かな

欹てん　小さき幸せ　菊の酒

荒れ兆す　庭につわぶき　咲き始め

山頭火忌　吐露した言葉　不誠実

十日菊　終い厠で　人癒し

2018年10月9日　放送　先人たちの底力　知恵泉　

「太宰治　その絶望を越えて行け」　より

「文化」という言葉に「はにかみ」とルビをふるべき。

人の前で何かを言うってとても恥ずかしいことなんだ。

どんなに正しいと思っても、堂々と言って

何も疑問に思わない人は信用できない。

「てらい」とか「恥ずかしさ」を常に感じられる人を自分は信じる。

それが文化人の証なんだ。

太宰治の執った行動を考えると、

素直にこれらの言葉が受け入れられません。

最後の最後まで周りの人に

迷惑をかけ続けた人生だったのでは・・・？

奥さまがお子さまがお気の毒でなりません。

みんな弱さに鎧を装着して生きているのでは・・・？

自分一人が弱者だなんて寄り添えません。