2013年3月21日木曜日

米財務長官 ジャック・ルー氏 発言!

日経CNBC Voice より 文字起こししました。
米財務長官 ジャック・ルー氏 発言!

Q(スティーブ・リースマン氏)
  NYダウが最高値を記録しているが 
  バブルの可能性はないか?

現在の株式相場がバブルだとの懸念はない。

しかし 2008年金融危機から得た教訓とは
警戒を怠らないという事だ。

企業や市場の透明性を確保し
規制によって 問題に対処していく。

しかし 政府がむやみに 介入するという訳ではない。

Q 前財務長官と同じく 最初の外遊先として
  中国を訪問するそうだが・・・?

  その理由は何か?
  米中関係は 今後 どう変わっていくべきか?

米国経済に与える影響やお互いの市場へのアクセス
そして 世界経済の成長に与える影響を考えれば
米中関係が 非常に重要なのは明らかだ。

故に 中国と対話を続けなくては
為らない課題も多くあるのだ。

Q 人民元の問題もそうか?

我々が 長年 懸念を表明してきた課題は
沢山あるし 今後も課題は増えるだろう。

市場へのアクセス 人民元 知的財産権などだ。
特に最近は サイバー攻撃も議題と為っている。

米中間の課題は どれも深刻だ。経済だけでなく 
安全保障面でも 課題は昔から山積している。

以上でした。
豊嶋広氏 曰く・・・。

先週 NYダウが 連日高値を更新した様な
株高について バブルとの懸念はない!と言及!

新財務長官は マーケットの動向を 
見守るスタンスを示しています。

寧ろ 19日から予定している中国訪問に関心がある様です。

初の外遊先が 中国と言うのは 前の財務長官 
ガイトナー氏も一緒ですが テーマとして 
これまでも要請している通貨人民元の更なる引き上げ・・・。

私的財産権の保護に加え サイバーセキュリティに
ついてもルー氏は言及しています。 

習国家主席をはじめ 中国要人と
会談を重ねるとみられるルー氏!

オバマ大統領の意向を 直接 伝える事に為りそうです。

そこで 先ほど ご紹介したホワイトハウスの
会議の話が 反映されるかもしれません。

アメリカは軍制服組トップ 統合参謀本部の
デンプシー議長も 4月に訪中させる方針です。

沖縄県の尖閣諸島周辺を巡る問題 北朝鮮の核開発問題
等とともに ここでも 中国が公式には認めていない
サイバー攻撃の問題が 取り上げられる事に為りそうです。

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