日経CNBC Voice より 文字起こしです。
米国下院議長 ジョン・ベイナー氏 発言!
財政不均衡の問題は 一夜にして解決できない。
機能不全に陥った議会では なおさらだ。
増税や「財政の崖」からの転落は 選択肢ではない。
まず 赤字削減に向けた道筋をつけていく。
来年 関連法案の制定を後押しする事だ。
オバマ大統領に伝えたい事がある。
下院で多数派の共和党は 国のために
大統領と協力し 最善を尽くす準備がある。
この事は オバマ大統領にも 直接 伝えた。
これは 民意であり 我々はそれに応える。
議会の法定がもたらす影響について
考慮した上で 最善を尽くしていく。
「財政の崖」から転落しない代替案がある。
それは 社会保障制度の財政構造を変え
税制改革で抜け穴を塞ぎ 控除を廃止し
公平で簡素な税制を確立する事だ。
そうすれば 強い健全な経済を築ける。
大統領が求めている税収も増える。
国民は 何らかの合意を求めているのだ。
我々は税制改革による増収も受け入れる。
以上でした。
豊嶋広氏 曰く・・・。
オバマ大統領は 11月12日の週にも ベイナー氏の
支持を取り付けるべく 考えを聞きたいと言っていました。
ベイナー氏が この演説で強調していたのが
社会保障制度にかかる 財政負担軽減や
複雑になっている税控除の簡素化
従来の共和党の主張で オバマ演説後の記者会見では
富裕層向けの実質増税には反対と述べています。
選挙直後で いきなり譲歩の姿勢は示し難いとは言え
二人の言葉からは 妥協の道筋は見え難いのが現状です。
しかし 時間はあまりありません。
さて こうした状況をマーケットは どう捉えているのでしょうか?
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