日経CNBC Voice より 文字起こしです。
ロバートWベアード シニアアナリスト ウィリアム・パワー氏 発言!
Q アップル勝訴の影響について 取り上げられているが
これは重要な転換点となるのか?
重要な転換点でなくも アップルにとって確実な強材料だ。
過去数年のアップルの主張が
証明された事が株価上昇にも反映されている。
ただ アップルの競争優位は 今後の販売差し止め命令次第だ。
中長期的な株価も上値の余地がある。
新製品発表後には 利益確定の売りは出るが
新しいiPhone出荷後も 株価は上昇
アナリスト予想も上がる アップル株は安泰だろう。
Q では 今後の目標株価は?
キャッシュは考慮せず 株価収益率13倍と見て
現在 740ドルを想定している。
iPhone出荷後は 我々の算定では
投資判断も 株価目標レンジも上昇すると見ている。
以上でした。
鎌田泰幸氏 曰く・・・。
ここで アップル株の推移を見ると・・・。
今年に入って 株価は まさに右肩上がり。
時価総額は スイスの名目GDP 国内総生産に
肩を並べるほどとなっています。
これから発表されるiPhone5や
iPad miniへの期待は 既に 相当 高まっています。
新製品発表後は パワー氏の言う通り
利益確定の 売りが優勢になるかもしれません。
その後の アップルの 更なる成長を決めるのは
一体 何になるのでしょうか?
キーワードは「アップル経済圏」です。
アップルが 商品開発し 部品メーカーが
高い品質の要求に応え 機械メーカーは
大量生産のインフラを提供する。
それぞれの分野で 有力な企業が
タッグを組み 巨大な経済圏を形成しています。
しかし 今 その経済圏に
景気の減速懸念が 忍び寄っています。
生産拠点である中国経済の先行きに
不透明感が広がり ヨーロッパは緊縮財政による
景気減速に歯止めがかかっていません。
果たして 新商品の魅力が 益々
固くなる財布の紐を緩める事ができるでしょうか?
アップルの真の実力が問われそうです。
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