Voice より 文字起こしです。
ゴールドマン・サックス チーフエコノミスト ヤン・ハチウス氏 発言!
Q FOMC議事録の発表を受けて
追加緩和の予測に変更はあったか?
次回会合で追加緩和が決まる
可能性が高いが 具体策はよく分からない。
恐らく 追加緩和期限の延長 または
その文言自体を修正する可能性がより鮮明になった。
主要な経済統計の発表も控えてはいるが
次回の会合で 追加緩和決定となる可能性は高い。
Q ゼロ金利政策の延長も重要な議題だが
量的緩和について聞きたい。
FRBは これまでとは違い 月ベースの量的緩和を
検討しているとされているが どう思うか?
その可能性は大いにある。
期限や規模を限定しない量的緩和を支持する意見は多い。
つまり FRBは量的緩和をするにあたり 予測ベースで
充分だと認められるまで 債権の購入を続ける訳だ。
非常に合理的なやり方だと思うが
実際にそうするかは議論の余地がある。
以上でした。
豊嶋広氏 曰く・・・。
このところの アメリカの経済指標 徐々にではありますが
確りしたものが増えてきたようです。
特に 金融危機の震源となった住宅市場
販売個数などは危機前の水準からは 距離があるものの
価格は 底入れを示しつつあります。
株価も ダウ工業株30種平均が 1万3千ドルと
リーマンショック後の高値を伺う位置につけています。
最も FRBに与えられた使命は 物価の安定と雇用の拡大です。
大統領選挙でも 争点になっているように 雇用回復に
力強さが出てこない中で FRBは何もしなくてもいいのか?
政治の話を抜きにしても 微妙な舵取りを迫られそうです。
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