ローランサンのピンクとグレー冬の夜
しなやかな手に抱かれたかじけ猫
湯ざめした夢二好みの痩せた女
冬の暮見立て例への文化あり
色つけてあたたかくせり雪の原
■先人たちの底力 知恵泉 高峰譲吉~明治のベンチャー起業家~
ゲスト 堀江愛利 篠原かをり(人の目に見えぬ蛍もそこにいる) 上山明博
発明家 高峰譲吉(1854~1922)
胃腸薬 タカジアスターゼ
止血剤 アドレナリン
巨万の富を得る エリート役人から肥料会社の開発部長からウイスキー製造の研究者
からの工場火災 シリアル・アントレプレナー 連続起業家
高峰譲吉の最大の特徴は明治時代に
発明の特許性の重要性を誰よりも早く知っていた
特許庁 日本の十大発明家である GAFAに匹敵する存在
舎密(せいみ)
イギリス留学 アメリカへの長期出張 発明家人生の始まり
知恵その一 人のやっていないことをやり続けろ!
1884年ニューオーリンズ万国工業博覧会 日本館担当
リン鉱石から化学肥料が閃いた 肥料産業
10トンものリン鉱石を自費で買う 渋沢栄一にそのことを話した
科学の力で人造肥料の会社を作る まさにベンチャービジネスだった
明治21年農総務省を退官
東京人造肥料会社釜谷堀工場で日本の農業の発展を目指した
その2年後 麹を元にしたウイスキーを米で作りたいと渋沢に言い出す
私は人のやっていないことをやりたいのが性分
「口演 高峰譲吉博士発明苦心談」より
ピオリアのウイスキー工場
日本酒 米 麹で糖化 グルコース(ぶどう糖) 日本酒
ウイスキー トウモロコシ・大麦 麦芽で糖化 グルコース(ぶどう糖) ウイスキー
自分ではやり遂げないといけないものがある
文明開化をするためにはまず国民の食を確保しなければいけない
国民の健康を守らないといけないので肥料、食品の増産をしようと思った
これは自分のオリジナリティーではないから物足りなかった
以降、発明起業家を目指した
シリコンバレーではできるかできないかっていう問いかけより
やりたいかっていう自分の意志をすごく大切にする
いかにスピードを持ってやるかっていうことを常に追求している
自分ではないとダメあるいは自分はそこにチャレンジするんだ
私が世界を変えて行く
I’m going to change the world.
知恵その二 発想の置き換え 桶が駄目なら胃袋へ!
ウイスキーから胃薬へ
強力消化酵素 タカジアスターゼ
パーク・デイビス社との契約書
夏目漱石「吾輩は猫である」にも登場
次に挑んだのは止血剤 アドレナリン 上中啓三を助手に迎える
二つ目の発明となった
生涯をアメリカで過ごすこととなる
巨万の富を使い日米の懸け橋となる
北里柴三郎をパーク・デービス社の研究顧問として紹介した
首都ワシントンにあるポトマック川の川べりに植える桜の寄贈にも協力
これは高峰譲吉最後の仕事でした。
競合するけれど協力
Competition but Collaboration
アイデアにほれ込むな
目的 Purpose
何かを成し遂げるためにひたすら走ろうひたすら続けようというふうに
思ってたんじゃないかなというのは凄いと思います
何もないところ道のないところに道をつくる
あるいは道じゃなくて宇宙かもしれないしっていう
あらゆる方法で可能性を見出すっていうことだと思うんですよね
信じて諦めない追求し続けるというところが やはり
コア(核)なんじゃないかなというふうに思いますね
ダンゴ虫には交替制転向反応がある 進み続けることが大切
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