2025年1月10日金曜日

おみくじで一句&餅

歩き方育ち違えば冬の山
枯芝を立派な腿と胸ずしり
ボテ入る十九歳の冬の柴
ふくよかな身体駆使せり冬の山
冬芝へうなじの色香ふりまかん

■プレバト纏め 2025年1月9日
おみくじで一句

永世名人のお手本 梅沢富美男
枝数多吉凶咲くや初みくじ
添削(よくある光景をよくある言葉で書いた普通の句
   白いおみくじの花の向うに美しい新年の青空が広がってくる)
吉凶かせ初みくじの御空(みそら)

特待生昇格試験 森迫永依
冬晴れや吉凶よりも腹の虫
添削(よりもは散文的私的な情景に乏しい 
   わらふだとあなたの意図に寄ってくる)
冬晴れや吉凶わらふ腹の虫

1位 髙地優吾
初蹴りはハットトリック初雀
(初雀が季語 自分の体験 年明けの最初はまずお参り
 そこに連想が繋がった 専門用語を入れることで初蹴りが
 空手でもなくサッカーだとわかる 季語が明るくて軽やかなリズム
 頭の韻を丁寧に踏んでいる これは偶然だったかな)

2位 金ちゃん
船出かなより良い明日へ冬の朝
添削(船出が比喩であることがわかるように書く)
初みくじ船出のごときの風

3位 伊原六花
迎え春日当たる場所へ25の壁
添削(思いが多すぎて言葉がひしめき合っている 2つに分けると良い)
おみくじを結ぶ春日当たる場所
二十五の壁に立つ

4位 大友康平
初神籤花びら見据え徒手空挙(としゅくうけん)
添削(言いたいことを詰め込み過ぎたタイプ 初神籤と花で季重なり
   花びらが比喩だとわかるように「ごとく」を入れる)
徒手空拳花のごとくに初神籤

5位 みりちゃむ
寒空にせ~ので見るよ恋模様
添削(俳句は書かれた17音が全て字面で同意味をとるか?)
それぞれののぞき込む初みくじ

次回は3時間スペシャル

■漢字ふむふむ やっちまった~!?餅
餅の原料は日本では米、中国では小麦

「倭名類聚抄」に餅は毛知比(モチヒ)と記されている
しかし、中国へ遣唐使が行っているので
麦粉で作る物も入ってきたのではないか
両方の可能性がある
麦は庶民の食べ物 米は上等品
米の餅は神へのお供え物
白鳥伝説 餅は稲の精霊
文字が使える人は教養の高い貴族など
酔って米の餅は残り麦の餅は消えて行った

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