寒潮やリズム味方につけて詠む
煌めいた瞬間捉え冬を詠む
水のごと言葉紡ぎて冬の歌
稚拙でも心を込めて冬の月
■英雄たちの選択 大江戸エンタメ革命 ~実録・蔦屋重三郎~
写楽について書き記している
「あまりに真をかかんとて あらぬさまにかきなせしかば 長く世に行はれず」
大田南畝「浮世絵類考」より
写楽はわずか十カ月で姿を消した
しかし、それから百年以上経過した20世紀の初め
ドイツの浮世絵研究家が写楽の画集を出版
ユリウス・クルト「SHARAKU」(1910)
これをきっかけに唯一無二の肖像画として世界で脚光を浴びることとなった
精神的にも肉体的にも弱っていた重三郎に寄り添ったのは歌麿だった
最後まで二人は支え合った
重三郎最後の言葉
「私は今日の昼時には死ぬよ」昼になると…。
「もう幕が下りて拍子木が鳴ってもいいのにずいぶん遅いな」と云って笑った。
その夕刻 寛政9年(1797)5月6日 蔦屋重三郎 死去 享年48
田中優子女史
江戸文化は日本文化の伝統を受け止めていた 受け止めた上で逸脱する
現代の日本は昔の文化を無視している これはもったいない
物凄く沢山の物があって新しいサブカルチャーを生み出せる
鹿島茂氏
ハイカルチャーではなくサブカルローカルの方から
これだけの創造性を持つものが出てきた それを一人の編集者がやった
これがすごいところだと思いますね
ヤマザキマリ女史
いったん立ち止まって蔦屋重三郎のような精神性を
漫画家も編集者も振り返ってみたらおもしろいかもしれない
磯田道史氏
僕らは江戸文化という本歌を持っている 道楽は無償の遊戯性
アマチュア マニア オタク こういう人たちが本歌を踏まえつつ
無償の遊戯性を発揮して幸福な時間を持てたのが道楽の正体
自身を持って本歌取りと道楽を突き詰めていけば
未来に明るい光りが見えるのではないか
蔦屋重三郎の元から羽ばたいた、葛飾北斎、
十返舎一九(じっぺんしゃいっく)、曲亭馬琴(きょくていばきん)。
松平定信はひそかに小説を書いていた。題名は「大名形気」。
蔦屋重三郎が切り拓いた日本のポップカルチャーのその魅力は
21世紀の今、連綿と受け継がれている。
■夏井いつきのよみ旅!in輪島【特別編】
凍えた日家で待っとるダダメ鍋 南谷美有(被災前)
受け継いだ鰯重ねて突き進む 南谷美有(被災後)
東へ進め ROLAND
明けない夜はないという言葉があるじゃないですか
僕はあまり好きではなくて明るい空を目指して東へ走って欲しい
桃すもも咲けよ明るき明日よ来よ 夏井いつき
七五三つまみ細工で花そえて 北濱葉子(被災前)
運動会走る我が子に笑みこぼれ 北濱葉子(被災後)
過去の意味を変える ROLAND
震災があったという過去は変わらないけれど
離れ離れになった過去もまた変えられない事実ですけれど
離れたからこそ気付けた大切さもあると思う
今後も例えばケンカした時もこのケンカがあったから
「言いたいことが言い合えるようになったよね」ってなったら素敵ですよね
新しき家に初雪くる頃か 夏井いつき
輪島 冬の季語 日本海冬の味覚 ズワイガニ
被災した輪島港で約10か月ぶりの本格的な水揚げ
青いタグは”おいしさの証し“漁師自慢のズワイガニ
8000歩小春日和の軽やかに 中里重友(被災前)
出直しを綴り新たな冬の朝 中里重友(被災後)
春待つや二十三年目のペンと 夏井いつき
息白し白息来るのも遅くなり 今瀬風韻(かざね)(被災前)
紡がれる技を磨いて春を待つ 今瀬風韻(かざね)(被災後)
1人のスター ROLAND
誰もが憧れる1人のスターがいることで業界は絶対活性化する
スターであり続けてください
百年を見つむ冬木の芽の緋色 夏井いつき
輪島に古くから伝わる丸柚餅子(まるゆべし) 冬の季語
被災した老舗菓子店では11月に仮設工房で仕込むが始まった
餅だねを詰めて蒸し自然乾燥 年に一度の輪島の光景が戻った
吹きすさぶ雪の切れ間にアマメハギ 小谷紘樹(被災前)
人集い景色変われどアマメハギ 小谷紘樹(被災後)
アマメハギとは新年に地域の家々を訪ねる厄除け神事
子どもには脅かしながら戒める ユネスコ無形文化遺産に認定
地域の青年会が中心となりアマメハギの伝統を守る
みな戻り来よ初春の波頭 夏井いつき
鴛鴦(おしどり)の黒留袖でうふふふふ 木下京子(被災前)
息切れの苔の石段耐冬花(たいとうか) 木下京子(被災後)
耐冬花=椿の別名 頑張って生きていた被災者の人たちと重なった
ここに座っている間は自分と向き合える ひとりになれる時間
町の中の景色は変わりましたけど海の青さだったり空の青さだったりは
以前のままだからね この景色があって良かった 被災して思うんだけど
ちゃんと悲しむ 怒る 笑うってすごく大事だなって海で1人でいる時は
ちゃんと悲しもうって
雲の上に ROLAND
海を見る時間と椿待つこころ 夏井いつき
能登よいま春のひかりのある方へ 夏井いつき
煌めいた瞬間捉え冬を詠む
水のごと言葉紡ぎて冬の歌
稚拙でも心を込めて冬の月
■英雄たちの選択 大江戸エンタメ革命 ~実録・蔦屋重三郎~
写楽について書き記している
「あまりに真をかかんとて あらぬさまにかきなせしかば 長く世に行はれず」
大田南畝「浮世絵類考」より
写楽はわずか十カ月で姿を消した
しかし、それから百年以上経過した20世紀の初め
ドイツの浮世絵研究家が写楽の画集を出版
ユリウス・クルト「SHARAKU」(1910)
これをきっかけに唯一無二の肖像画として世界で脚光を浴びることとなった
精神的にも肉体的にも弱っていた重三郎に寄り添ったのは歌麿だった
最後まで二人は支え合った
重三郎最後の言葉
「私は今日の昼時には死ぬよ」昼になると…。
「もう幕が下りて拍子木が鳴ってもいいのにずいぶん遅いな」と云って笑った。
その夕刻 寛政9年(1797)5月6日 蔦屋重三郎 死去 享年48
田中優子女史
江戸文化は日本文化の伝統を受け止めていた 受け止めた上で逸脱する
現代の日本は昔の文化を無視している これはもったいない
物凄く沢山の物があって新しいサブカルチャーを生み出せる
鹿島茂氏
ハイカルチャーではなくサブカルローカルの方から
これだけの創造性を持つものが出てきた それを一人の編集者がやった
これがすごいところだと思いますね
ヤマザキマリ女史
いったん立ち止まって蔦屋重三郎のような精神性を
漫画家も編集者も振り返ってみたらおもしろいかもしれない
磯田道史氏
僕らは江戸文化という本歌を持っている 道楽は無償の遊戯性
アマチュア マニア オタク こういう人たちが本歌を踏まえつつ
無償の遊戯性を発揮して幸福な時間を持てたのが道楽の正体
自身を持って本歌取りと道楽を突き詰めていけば
未来に明るい光りが見えるのではないか
蔦屋重三郎の元から羽ばたいた、葛飾北斎、
十返舎一九(じっぺんしゃいっく)、曲亭馬琴(きょくていばきん)。
松平定信はひそかに小説を書いていた。題名は「大名形気」。
蔦屋重三郎が切り拓いた日本のポップカルチャーのその魅力は
21世紀の今、連綿と受け継がれている。
■夏井いつきのよみ旅!in輪島【特別編】
凍えた日家で待っとるダダメ鍋 南谷美有(被災前)
受け継いだ鰯重ねて突き進む 南谷美有(被災後)
東へ進め ROLAND
明けない夜はないという言葉があるじゃないですか
僕はあまり好きではなくて明るい空を目指して東へ走って欲しい
桃すもも咲けよ明るき明日よ来よ 夏井いつき
七五三つまみ細工で花そえて 北濱葉子(被災前)
運動会走る我が子に笑みこぼれ 北濱葉子(被災後)
過去の意味を変える ROLAND
震災があったという過去は変わらないけれど
離れ離れになった過去もまた変えられない事実ですけれど
離れたからこそ気付けた大切さもあると思う
今後も例えばケンカした時もこのケンカがあったから
「言いたいことが言い合えるようになったよね」ってなったら素敵ですよね
新しき家に初雪くる頃か 夏井いつき
輪島 冬の季語 日本海冬の味覚 ズワイガニ
被災した輪島港で約10か月ぶりの本格的な水揚げ
青いタグは”おいしさの証し“漁師自慢のズワイガニ
8000歩小春日和の軽やかに 中里重友(被災前)
出直しを綴り新たな冬の朝 中里重友(被災後)
春待つや二十三年目のペンと 夏井いつき
息白し白息来るのも遅くなり 今瀬風韻(かざね)(被災前)
紡がれる技を磨いて春を待つ 今瀬風韻(かざね)(被災後)
1人のスター ROLAND
誰もが憧れる1人のスターがいることで業界は絶対活性化する
スターであり続けてください
百年を見つむ冬木の芽の緋色 夏井いつき
輪島に古くから伝わる丸柚餅子(まるゆべし) 冬の季語
被災した老舗菓子店では11月に仮設工房で仕込むが始まった
餅だねを詰めて蒸し自然乾燥 年に一度の輪島の光景が戻った
吹きすさぶ雪の切れ間にアマメハギ 小谷紘樹(被災前)
人集い景色変われどアマメハギ 小谷紘樹(被災後)
アマメハギとは新年に地域の家々を訪ねる厄除け神事
子どもには脅かしながら戒める ユネスコ無形文化遺産に認定
地域の青年会が中心となりアマメハギの伝統を守る
みな戻り来よ初春の波頭 夏井いつき
鴛鴦(おしどり)の黒留袖でうふふふふ 木下京子(被災前)
息切れの苔の石段耐冬花(たいとうか) 木下京子(被災後)
耐冬花=椿の別名 頑張って生きていた被災者の人たちと重なった
ここに座っている間は自分と向き合える ひとりになれる時間
町の中の景色は変わりましたけど海の青さだったり空の青さだったりは
以前のままだからね この景色があって良かった 被災して思うんだけど
ちゃんと悲しむ 怒る 笑うってすごく大事だなって海で1人でいる時は
ちゃんと悲しもうって
雲の上に ROLAND
海を見る時間と椿待つこころ 夏井いつき
能登よいま春のひかりのある方へ 夏井いつき
■紅白歌合戦 森下洋子ちゃんの言葉
私、広島の人間として玉置浩二さんが
こうやって歌って下さるという事に胸がいっぱいです。
苦しんでいる方をたくさん見てきているので
そういう風に歌って頂けること本当に感謝しております。
私、広島の人間として玉置浩二さんが
こうやって歌って下さるという事に胸がいっぱいです。
苦しんでいる方をたくさん見てきているので
そういう風に歌って頂けること本当に感謝しております。
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