ゆらりゆらパンパスグラス花穂つけ
温泉を好きな台風(10号)ついに消ゆ
銀蜻蛉恋の季節の多々羅川
銀蜻蛉水面ぎりぎり雄と雌
銀蜻蛉コウホネの茎へ尾を刺さん
■プレバト纏め 2024年9月5日
ケータリングで一句
特別永世名人の締めの一句 梅沢富美男
ロケ終盤夜食に並ぶ研修医
(季語は夜食 二重の場所に見せようとしている
研修医の扮装をした役者 意図が前に出すぎる俳句は嫌う
虚の季語 実の季語 2つの効果を夜食が持っている)
永世名人 傑作50選 村上健志
ゾンビらに取っておく差し入れの桃
添削(ゾンビと桃の取り合わせが良い
細部を書くのが取り柄なのに 主役級が先に食べて
色も変わりかけた桃を描く事で現場がリアルになる)
差し入れの桃ゾンビらにニ十切れ
1位 風爽(さや)か豚骨臭のシーン8 大友加恋
(爽かが季語 爽かと豚骨臭の思い切って取り合わせ
ギャップがシーン8で回収されて
風も漂ってくるみたいで良い)
2位 綿あめや葉月のかかと浮かせたる 星野真理
添削(季語は葉月 旧暦8月 新暦8月下旬から10月上旬にあたる
難しい型 映像を書く事で心情を言おうとしている
3音の季語なら色々入る)
ケータリングの端に綿あめある葉月
3位 秋時雨運ぶ弁当台無しに 城田優
添削(散文的 詩的な情景に乏しい
読者が想像する余地を残す)
弁当を運ぶ自転車秋時雨
4位 前のスリム新米小盛り真似てみる 藤井隆
添削(新米が季語 最後の新米の映像を残す
心持ち季語が前に出てくる)
細身なる人真似新米を小盛り
5位 食の秋ケータリングで2キロ増え 熊谷真実
添削(散文 一行の普通の文章という意味 俳句のふりをしただけ
詩がない 俳句は17音の詩 詩がないのは致命的)
楽屋への差し入れ多し食の秋
■先人たちの底力 知恵泉 選 その転職 スジはあるか? 石川数正
江戸時代中期の政治家「新井白石」
石川数正の悪判を広めた張本人ともされます
しかし、著書「藩翰譜(はんかんふ)」の中で
数正の出奔(しゅっぽん)を批判しながらも、
その能力については称賛の言葉を並べている
勇気にあふれ武略にもたけ主君徳川殿のために
命を捨てようとしたことは数えきれないことだ
裏切者とはいえ忠も功もなしと断ずることはできない
家康を一人前の戦国武将になるまで支え
天下人への道筋をつけた忠臣「石川数正」
人生をかけたった一度の転職でした
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