2024年9月20日金曜日

金秋戦「一人旅で一句」

名月や照らす海峡浮かぶ橋
ゆらゆらと海に浮かびし名月よ
水面のゆらぎ満月の一瞬
満月の見えて小躍り随喜する
月に雲がっかりしたり浮かれたり

■プレバト纏め 2024年9月19日
秋のタイトル戦「金秋戦2024」Cブロック
一人旅で一句

1位 清秋や海にマンタといたしじま   千賀建永
(季語・清秋 秋の澄み切った大気 しじまとは静まりかえっていること
詠嘆「や」がすがすがしい 秋の澄んだ海の色
1人とも旅とも書いていないが一人の旅先での出来事に違いない
マンタとだけの空間がパッキングされていて しみじみと楽しんでいる)

2位 ひとすじの秋水ひとり旅とどめ 中田喜子
添削(季語・秋水 秋の澄み切った水 
   一筋の澄んだ秋の水が流れている美しい
一人旅を胸にとどめて旅を終えましょう
   「果て」にするとあなたの思いに少しだけ寄る)
ひとすじの秋水ひとり旅の果て

3位 月白や温泉にいる吾と腫瘍   犬山紙子
添削(季語・月白 月が出ようとして東の空が白みを増す
   山の端がほんのり明るい 季語が作者に寄り添っているし
   主役にも立っている)
月白や旅の湯に吾と吾(わ)が腫瘍

4位 山の宿昭和のままの虫の闇   武田鉄矢
添削(季語は虫の闇 トーンの似合った言葉 「ままの」は説明的
   色にすることで説明ではなく映像に近寄る)
山宿(やましゅくorやまじゅく)昭和のの虫の闇

5位 退職金一括金秋の四季島   パックン
添削(TRAIN SUITE四季島 全室スイートタイプの列車
   「一括」をへんな風に使った)
退職の旅よ金秋の四季島 

予選通過 最後の2枠 決勝進出
空の巣症候群のような夜長   森口瑤子 
生きる為に飯を喰う外は蛍   立川志らく

金秋戦決勝のお題 自分で撮った写真

0 件のコメント:

コメントを投稿