2023年11月18日土曜日

牧野富太郎の言葉&岡林信康の言葉&稚児俳句

暮早し嗚咽隠してシャワー浴ぶ
冬の星プロローグから落つ涙(「友情」)
繕いたソックスまたも冬の朝
古九谷(こくたに)の五十年をや冬の星
隙間風周りを暗くさせる人

■大日本植物志 より 牧野富太郎氏の言葉
可能な限り正確に裏も表も始まりも終わりも
一枚に等しく書き込む
そのすべてに深い意味があるのだ

草を褥(しとね)に
木の根を枕
花と恋して九十年

■鶴瓶ちゃんとサワコちゃん
~昭和の大先輩とおかしな2人~
岡林信康氏の言葉
咲くのも花なら
散るのも花よ
少しでも楽しんで行きましょう

江州(ごうしゅう)音頭
https://www.town.toyosato.shiga.jp/0000000056.html

岡林信康とともに紐解く、コロナ禍で生まれた23年ぶりのアルバム
https://news.infoseek.co.jp/article/rollingstonejapan_35532/

蝉時しぐれ今は消え
https://www.youtube.com/watch?v=Okd5POCBaZo

今日までの道のりを ふり返り辿る時
まばたきのひと時か つかの間の夢のよう
この旅を終えた時 亡骸(なきがら)となるけれど
良き思い出となって 君の心に宿り
生き続けたいと思う
このような曲は作れない。
落ちてくるんだ。

■ワルイコあつまれ
稚児俳句 辻内京子 髙柳克弘 松尾葉翔

今回の稚児 鼻血ブー

綱引きにパパ鼻血ブー天高し   辻内京子
(天高し 秋の季語 秋に空気が澄んで空が高く感じられること
天上と地上を大きく捉えた句)

鼻血ブーして笑いあう草ずもう   髙柳克弘
(草ずもう 秋の季語 祭りなどで素人がとるすもうのこと
 「う」で韻を踏んでいる

鼻血ブー告白受ける秋の古都   松尾葉翔
(秋が季語 表現しなくても修学旅行だと解る
 秋の古都では映像が見えない 散文的である)

松尾葉翔の句 添削
古都は秋好きと言われて鼻血ブー   辻内京子
(語順に注目 作者が秋を実感しているのがわかる
 助詞を変える 受け取る側もイメージが違ってくる)

黄落の京告白に鼻血ブー   髙柳克弘
(黄落 黄色く色づいた葉が落ちること 映像的に添削 
 ポイント つきすぎ(定番の組み合わせ)を避ける べたである
 紅葉から銀杏にずらせた 黄落に明るくてきらきらした青春に似合う
 赤と黄色のコントラストを見せた)

最後の一句
高木ブードリフをみたよ鼻血ブー   松尾葉翔

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