2023年11月2日木曜日

名言&陸奥宗光の言葉&「露」

秋濤(しゅうとう)や生きて感じてまた生きて
杜鵑(ほととぎす)小さき世界を持つヴィオレ
秋の声賢き犬と緩き犬(応挙と芦雪)
秋の日や唐子(からこ)とはしゃぐ子犬かな
月の暈(かさ)子孫残さんろくでなし

■夏井いつきのおウチde俳句
一分季語ウンチク「露」

昔から句の題材として親しまれてきた季語です
季語のジャンルとしては「天文」に分類される季語です
「露」が降りるなんて言う言い方もしますが
その名の通り「露」は空気中に漂っていた水蒸気が
地表の温度が低くなる為に地表にある物の表面に凝結していく
空気中にあるものが凝集していくという現象になります
非常に様々な傍題を持つ季語でもありまして
時間要素を含んだ「夕露」「夜露」「朝露」などと
言う言い方によっても味わいが変わってくる季語です

■先人たちの底力 知恵泉 
陸奥宗光 不平等条約を改正せよ!

陸奥宗光が囚人服に記した言葉
人生の行路は
幾重にも連なる
山のように険しい
旅の宿で過ごす一夜
恨めしい気持ちには
限りがない

深い後悔の念がうかがえます
道は自力で拓け

「陸奥宗光が妻に宛てた手紙」より
 毎朝8時ごろより
 夜は12時まで
 つとめて書物などを読み
 1日もおこたりたることなし

■名言
ヘレン・ケラー 曰く
「安全などというものは、
 実は存在しません。
 長い目で見ると危険を避けるということは、
 真正面から危険に直面するよりも
 安全とは言えないのです。」

モンゴルの諺 曰く
「山が高いからといって、戻ってはならない。
 行けば超えられる。
 仕事が多いからといって、ひるんではいけない。
 行えば必ず終わるのだ。」

W.ミュラー 曰く
「何を切り捨てるべきかを知ること、
 それを知恵という。
 何かを手放す必要がある時に、
 それを手放せるだけの明晰さと強さを持つこと、
 それを勇気という。」

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