秋濤(しゅうとう)や生きて感じてまた生きて
杜鵑(ほととぎす)小さき世界を持つヴィオレ
秋の声賢き犬と緩き犬(応挙と芦雪)
秋の日や唐子(からこ)とはしゃぐ子犬かな
月の暈(かさ)子孫残さんろくでなし
■夏井いつきのおウチde俳句
一分季語ウンチク「露」
昔から句の題材として親しまれてきた季語です
季語のジャンルとしては「天文」に分類される季語です
「露」が降りるなんて言う言い方もしますが
その名の通り「露」は空気中に漂っていた水蒸気が
地表の温度が低くなる為に地表にある物の表面に凝結していく
空気中にあるものが凝集していくという現象になります
非常に様々な傍題を持つ季語でもありまして
時間要素を含んだ「夕露」「夜露」「朝露」などと
言う言い方によっても味わいが変わってくる季語です
■先人たちの底力 知恵泉
陸奥宗光 不平等条約を改正せよ!
陸奥宗光が囚人服に記した言葉
人生の行路は
幾重にも連なる
山のように険しい
旅の宿で過ごす一夜
恨めしい気持ちには
限りがない
深い後悔の念がうかがえます
道は自力で拓け
「陸奥宗光が妻に宛てた手紙」より
毎朝8時ごろより
夜は12時まで
つとめて書物などを読み
1日もおこたりたることなし
■名言
ヘレン・ケラー 曰く
「安全などというものは、
実は存在しません。
長い目で見ると危険を避けるということは、
真正面から危険に直面するよりも
安全とは言えないのです。」
モンゴルの諺 曰く
「山が高いからといって、戻ってはならない。
行けば超えられる。
仕事が多いからといって、ひるんではいけない。
行えば必ず終わるのだ。」
W.ミュラー 曰く
「何を切り捨てるべきかを知ること、
それを知恵という。
何かを手放す必要がある時に、
それを手放せるだけの明晰さと強さを持つこと、
それを勇気という。」
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