2023年10月15日日曜日

Paul Klee&「雁瘡(がんがさ)」&名言

(歌川国芳)秋の日や止まらぬ動き飛び出さん
秋高し時空を超えて今を生く
目を閉じて安心決定(あんしんけつじょう)秋澄む
大拙(だいせつ)の言う無の世界とは仏掌薯(つくねいも)
秋の風色不異空(しきふいくう)で立ち止まり
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10168510885

■ Paul Klee https://www.youtube.com/watch?v=yBcwunifHb0
建築的絵画×詩的絵画
視覚化した音に時間の流れを追加
絵画による壮大な交響曲

クレーという人は要するに
絵は既にあるものを描くものではない
写実的に顔を写すとかカメラを描くとか
そういうものではない
たとえそれをもっと記号化して
デフォルメし描いても
それは既にあるものを描いただけです
違います無から生まれてくるものが真の創造なのです
物が無から生まれてくるにあたっては
ある種の法則性があるのです
無から有が生まれてくる時には
方向だったり次元だったり
質量だったりエネルギーだったり
そういう法則性があります
それに則って無から有を作るというのが本当の創造なのです
更に言うならば
創造というのはその過程であって結果ではありません
もちろん出来上がった作品は素晴らしいですが
この作品における創造とは何か
クリエーションとは何かと言ったら
点を描く過程こそに創造があるのです
現代アートの根幹こそが Paul Kleeの想いです
何もないところから光などが出てきて
音楽と一緒で鳴り終わった時にはもう終わりなのです
と、 Paul Kleeは繰り返し仰っています
読んでも解りませんがただ気持ちだけは伝わってきます
と、山田五郎氏は力説するのでありました

ポール・クリー(1879年12月18日、スイス、ミュンヘンブクシー
1940年6月29日、スイス、ムラルト、1939年。

「芸術は私たちが見ているものを再現するものではなく、むしろ私たちを見せるものだ。」

1879年にスイスで生まれたポール・クリーは20世紀の芸術の重要な人物の一人です。
しばらく絵画と音楽の間を振ったが、そのアーティストは最終的に前者を選んだが、
絵画的な練習を通して音楽の影響は否定できない。
初期のキリスト教とビザンチンの芸術からインスピレーションを得たKleeはまた、
彼の旅からインスピレーションを受け、
特に北アフリカの太陽を「色で乗り越える」と感じさせた。
"バウハウス・ワイマールの教師であり、
象徴的なジャーナルDer Blaue Reiterの創始者の一人であるクリーは、
色彩科学に関する記述を通して抽象芸術を理論化する重要な役割を果たしました。
彼の作品は、神秘的な抽象化と科学的厳格の分岐点にある現代美術のビジョンの証です。
(*)サミュエル・ル・ペールページ経由のテキスト より

■夏井いつきのおウチde俳句
一分季語ウンチク 雁瘡(がんがさ)

この雁瘡とは体のあちこちに非常に痒い
発疹ができる症状のことを言います
雁(かり)が日本にやってくる頃に始まり
雁が帰っていく頃に治る
そのことから「雁瘡」という名前がついています
実はこの「雁瘡」という名前は
かなり古くから日本に存在しており
江戸時代の資料にも名前を見かけることができます
江戸の人はいろいろ番付比べをするのが好きで
病や薬を番付にしたものの中にも
この「雁瘡」というのを
人間の名前のようにして記載しています
その資料によると「雁瘡脛右衛門足病」
という名前で記載されています

■名言
ロマン・ロラン 曰く
「真の偉大な人物なら
 喜びの中でも苦難の中でも
 楽しむことができる。」

ソクラテス 曰く
「彼は何も知らないのに、
 何かを知っていると信じており、
 これに反して私は、何も知りもしないが、
 知っているとも思っていない。」

ニノン・ド・ランクロ 曰く
「目を奪うほど美しいものが、いつも善いものとは限らない。
 しかし、善いものはいつでも美しい。」

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