秋遍路サポーター巻き杖ついて
忙し気に朝焼けを背に秋小鳥
重力の変える常識秋の夢
秋高し皮膚が作らんドーパミン
秋の日や事件は現場で作られる
■NHK俳句 兼題「秋晴」
選者 村上鞆彦 ゲスト 虻(あぶ)川美穂子 司会 柴田英嗣
年間テーマは「人生を詠う」
今週のテーマは「出産」
女性にしか詠めない妊娠や出産の名句
星涼しいのと宿るをまだ告げず 日下野由季(ひがのゆき)
産声のまはりの無言花吹雪 鶴岡加苗
▪特選句六句
逃げ惑う群衆の役秋晴るる 山口良子
秋晴れや草に拡(ひろ)げる絵具箱 堀内照美
秋晴れや水かげろふに少女揺れ 松尾睦月(むつき)
秋晴れや目鼻描きたるゆで玉子 阪本道子
秋晴れや免許返納して歩く 久保田由紀子
小さき水脈(みお)大きなる水脈秋の晴 吉澤幸江
(「水脈」とは船が進むとき船の後ろに白い跡ができます。
航跡とも言います。そのことを「水脈」という。)
▪特選三席発表 兼題「秋晴」
三席 耳すこし遠きふたりの秋日和 神野志季三江(こうのしきみえ)
二席 向こうから百歳の母秋日和 室川羊子
一席 佐久鯉のくちびる厚し秋の晴 藤雪陽(ふじゆきひ)
▪夏井家伝来!家藤正人&中西アルノ
0から俳句
歴史的仮名遣いの名句を現代仮名遣いに変換!
わが死後のとかくの噂いわし雲 山口草堂
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ひっかけ問題でこれは変換できません
ゐのこづちくつつき一つづき緑 岡田日郎
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いのこずちくつっき一続き緑
▪今日マチ子、今日の一句
あーあつい一緒に走った冬の朝 虻(あぶ)川美穂子
添削
あーあつい一緒に走った落葉道
落葉踏みつつ母にだけ話すこと 村上鞆彦
▪柴田の歩み
初心者もえんりょせず
■名言
ラルフ・ワルド・エマーソン 曰く
「世間の考えに従って生活することはたやすい。
自分の事だけ考えて孤独の生活を送るのも簡単だ。
しかし悟った人は群集の真っ只中にあって、
自立の醍醐味を心ゆくまで味わう。」
ポール・クリー 曰く
「芸術は休日のようなものであるべきだ。
男に物事の異なる見方と見方を変える機会を与えるものだ。 」
アルバート・アインシュタイン 曰く
「真の小説のアイデアは、若さの中にのみ浮かび上がる。
後で経験豊富になり、有名になり、愚か者になる。」
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