(2023年)青き空僅かが熟す柿熟す
鳥狙う枝重たげな熟れた柿
多視点や遠近法をなくしけり(無季句)
離岸流乗って天へと秋に逝く
秋の雲素直な思い伝えずに
■新美の巨人たち より
もし我が腕力
彼の上に出でなば
名を成し富を致すこと
難きにあらざるべし
歌川国芳伝 より
■夏井いつき俳句チャンネル
【花王メリット「風に舞う金木犀の香り」】
きんもくせい俳句コンテスト【発売記念】
応募期間:2023年10月2日(月)~10日(火)
① 「メリット公式アカウント(@merit_jp)」フォロー。
キャンペーン投稿引用リポストで、俳句と俳号を投稿。
② 夏井いつき公式Xアカウント(@natsui_haiku)の
記事内に記載の専用ホームから投句。
ポイント
きんもくせい ○○○○○○○ ○〇○○○
5・7・5の最初か最後の5音に「金木犀」と置いてみよう!
今日会ったこと、日々の出来事をたくさんメモして12音に整えよう!
■夏井いつき俳句チャンネル
一分季語ウンチク「風津波」
初めて聞く季語ですね
時期としては仲秋の頃の季語になります
「高潮」の傍題として歳時記には
記載されていることが多いようです
「風津波」というのは「高潮」そして台風の
接近襲来に伴って発生することが多いことから
仲秋の季語になっております
「高潮」発生には主に2つのメカニズムが
あるとされておりまして一つは気圧の低下による
海水面の上昇 そして吹き寄せる風の強さによって
波がぐっと押されてきて 湾、浅瀬に近づけば近づくほど
波が高くなっていくという この2つがあるそうです
皆さまくれぐれも注意しましょう
■夏井いつき俳句チャンネル
格助詞「に」を掘り下げるその⑤【尊敬すべき主語/条件付きの許諾】
⑪尊敬すべき主語を表すのに用いる
例 陛下にはご休憩いただく
横綱に召しあがられて栗の飯 家藤正人
塩あめを秋の遍路に差上げぬ 朗善
父上におかれましては心太 夏井いつき
お遍路に食べていただく栗の飯 合作
⑫条件付きの許諾の意
例 行くには行くが
おこごとは聞くには聞くが心太 夏井いつき
雷雲や飛ぶには飛ぶが戻ります 家藤正人
秋かるた引くには引くがババは嫌 朗善
握るには握る鮨飯しかないが 夏井いつき
0 件のコメント:
コメントを投稿