咲き乱れ 本能のまま 落下せり
未練なし 大地を愛した 花ゆえに
信頼に 価する人など 朧月
蜘蛛の巣に 行く手阻まれ 遅日かな
桜を見ているとまさに人生を彷彿とします。
与えられた環境の中で、本能のまま咲く…。
そして、愛する大地の土に還るんですよね。
他人に頼りことなく、
与えられた環境を精一杯生ききる…。
そこには信頼なんていらないのでしょうねぇ~。
自分の思った通りを生き抜くのみなんでしょうねぇ~。
ふと、そんな人生が歩めたならと思いつつ…。
雨に桜が落とされていく姿を
平成最後の日に詠みました。
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