春疾風 所詮は他人 人は人
おぼろ月 朝刊配る バイク音
こうのとり 巣に餌運ぶ 父母となり
「足るを知る」 また言い聞かせ 春の潮
「世界の哲学者に人生相談」より
「どうしても合わない人とどう付き合うべきか?」
既成概念に疑いの目を向け新しい学問の
方法を生み出したフランシス・ベーコン!
人間関係の悩みを解くカギは「イドラ(Idola)」
イドラとは色眼鏡・思い込み・先入観・偏見のことです。
人はそれぞれが異なる色眼鏡をかけて世界を見ています。
厄介なことに色眼鏡をかけていることに気がついていません。
「人間は目に見えないもののことは、全く考慮しない。」ベーコン
色眼鏡をかけると世界が正しく見えなくなります。
イドラを4つに分類すると…。
①
種族のイドラ 人間特有の思い込み
②
洞窟のイドラ 個人の狭い価値観
③
市場のイドラ 憶測や誤った情報を信じる
④
劇場のイドラ 権威ある人、有名人の言葉を無条件に信じる
「蜜蜂のように庭や野の花から材料を吸い集め、
それを自分の力で変化させ蜂蜜にせよ。」ベーコン
帰納法とは事例を集めて検証し結論を導き出す思考法のことです。
人間関係に応用できます。
合わない人との付き合い方に帰納法を試してみては?
帰納法は否定的な要素を集めることが大切です。
「古代ギリシャの帰納法は都合のいいデータを集め、
きちんと検証を行わなかった。」アリストテレス
以上が番組で言われていたことなのですが…。
う~ん!どうでしょうか?
この事は松本清松氏、司馬遼太郎氏も言っておられますが…。
真実を正しく理解する事と、正しく相手と接する事は
円滑な人間関係とは別物のように思います。
徹底的な決別さえも視野に入れるべきではないでしょうか?
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