2019年4月7日日曜日

円滑な人間関係…。

パソコンに 向かいて背中の 日永かな
春疾風 所詮は他人 人は人
おぼろ月 朝刊配る バイク音
こうのとり 巣に餌運ぶ 父母となり 
「足るを知る」 また言い聞かせ 春の潮

「世界の哲学者に人生相談」より
「どうしても合わない人とどう付き合うべきか?」
既成概念に疑いの目を向け新しい学問の
方法を生み出したフランシス・ベーコン!

人間関係の悩みを解くカギは「イドラ(Idola)
イドラとは色眼鏡・思い込み・先入観・偏見のことです。
人はそれぞれが異なる色眼鏡をかけて世界を見ています。
厄介なことに色眼鏡をかけていることに気がついていません。

「人間は目に見えないもののことは、全く考慮しない。」ベーコン
色眼鏡をかけると世界が正しく見えなくなります。

イドラを4つに分類すると…。
  種族のイドラ 人間特有の思い込み
  洞窟のイドラ 個人の狭い価値観
  市場のイドラ 憶測や誤った情報を信じる
  劇場のイドラ 権威ある人、有名人の言葉を無条件に信じる

「蜜蜂のように庭や野の花から材料を吸い集め、
それを自分の力で変化させ蜂蜜にせよ。」ベーコン

帰納法とは事例を集めて検証し結論を導き出す思考法のことです。
人間関係に応用できます。
合わない人との付き合い方に帰納法を試してみては?
帰納法は否定的な要素を集めることが大切です。
「古代ギリシャの帰納法は都合のいいデータを集め、
きちんと検証を行わなかった。」アリストテレス

以上が番組で言われていたことなのですが…。
う~ん!どうでしょうか?
この事は松本清松氏、司馬遼太郎氏も言っておられますが…。
真実を正しく理解する事と、正しく相手と接する事は
円滑な人間関係とは別物のように思います。
徹底的な決別さえも視野に入れるべきではないでしょうか?

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