2019年4月22日月曜日

カントの美感とは…。

春色に 変えたルージュや ショーケース
春疾風 笑って泣いて あきれ顔
春の月 荒波小波 押し寄せん
表象に 一喜一憂 春霞
合わせられ 合わせられない 遍路道

イマヌエル・カントは厳格で
時間にこだわりを持っていたのだそうです。
人間は物事をどう捉えるか?つまり、
認識に着目し30年間研究し人間が物事を
捉える基準を探し当てた人だそうです。
それは人間共通の物差しだったようです。
人間は①感性 物事を知覚する能力と
②悟性 倫理的に思考する能力を持っています。
しかし、美しさだけは違っていました。
美しさだけは同じ認識はできない!という事が解りました。
「美的判断力とは快・不快の感情で判定する能力のこと。」カント
美しいと感じることは快を感じること!
快=個人の経験で変化します。
快が原因でファッションセンスに問題が起こるようです。
「美的判断の裁判官は無関心でなければならない。」カント
無関心でなければ純粋な美的判断はできません。
洗練された人は自分の快に他者を巻き込むのが巧みである。」カント
同じ価値観を持った人は同じ快(美の感覚)を持ち易いのだそうです。
「世界の哲学者に人生相談」より

私感
快・不快は人それぞれが所有し感じるものです。
よって、美に関しても悩み必要などないのではないでしょうか?
それぞれが快と感じていればそれで良いのでは…?
TPOを踏まえていれば…。

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