(トランプ大統領)庶民より低きモラルを持ちて春
初蝶や時空を超えた語らいを
租借しながら保つバランス余寒
一瞬の瞬きを描く上り簗(やな)
通ふ猫世間を見抜くまなざしよ
■100分de名著 絵本スペシャル②
ダビデ・カリ他「だれのせい?」寓話に込められた希望
ヤマザキマリ 伊集院光 阿部みちこ
2022年にイタリアで出版(日本語訳は2023年)
作ダビデ・カリ 絵レジーナ・ルック-トゥーンペレ
絵本の翻訳する難しさ
そのむかし、剣をたずさえた クマの兵士がおりました。
とても けだかい兵士での ありました。
「オレさまの砦を こわしたやつを まっぷたつに きってやる!」
犯人捜しを始めるクマ
最初の容疑者は ダムの門番アリクイ
「よし、わかった(中略)
それじゃ、そのバビルサをみつけて まっぷたつに きってやる!」
バビルサ(イノシシ科の動物)
バビルサに矢を放ったキツネ
「でも、おまえのしわざだ。おまえが はなった矢が バビルサにささり、
あわてて とっしんしてきた バビルサに おどろいた
ダムの門番たちが 水門をしめわすれて にげちゃったせいで
水があふれて、オレさまの砦が こわれちゃったんだからな」
「よし、わかった(中略)
それじゃ、トリたちのところへいって、やつらをまっぷたつに きってやる!」
「ねずみの嫁入り」
ネズミの夫婦が美しい娘にふさわしい婿を探しに行く昔話 伊集院
色彩感覚が子ども扱いしていない 色彩が教えてくれるもの
沢山の色を知ることは沢山の語彙を増やすこと
感性を養う
orgoglioso(オルゴリオーゾ) プライドが高い・高慢ちき
「けだかい」クマの兵士
ヤバいやつだけど悪いやつじゃない 伊集院
「正義の在り方」を問う その正義はすべての生き物・部族に通じるのか?
果物を食べつくそうとしたトリたち
「いいや、おまえたちのせいだ。じぶんのくだものを おまえたちに
食べつくされそうになった キツネが矢をはなち、その矢がささって
あわててとっしんしてきたバビルサに おどろいたダムの門番たちが
水門をしめわすれて にげちゃったせいで 水があふれて、
オレさまの砦が こわれちゃったんだからな」
「よし、わかった。そいつをみつけて まっぷたつに きってやる!」
クマの兵士は、ほかのだれでもなく じぶんじしんを
ひとおもいに まっぷたつに するしかないことを しりました。
「きみたちも がまんしてくれるかい?(中略)木はまだ小さいけれど、
そのうち大きくなるからね。それまでは、ぼくのところで くらしてもいいよ」
そして、クマの兵士は たおれてしまった木を 剣でじょうずにきり、
ひとつの家を たてました。
自分が元凶だと知った「後」の行動 クマが見せた「償い」
「利他」の償い 償い方 「見切れ」が意図するものは?
人間として忘れてはいけない 精神性を見切れで描く
「俺は絶対権力、お前たちは俺色に染まれ」
というふうには最初からしていない
地球で生きるという事は多種多様な動物たちと同じように
あらゆるものが一緒に共生していかないといけない
そして裏表紙に書かれている言葉…。
すべては思っていたとおり、とはいきません
原文 Non tutto e come sembra
(全てが見た目通りというわけではありません)
「めでたしめでたし」で終わらない?
この世の中は予定調和ではいかない
それを覚悟しながらみんな仲良く幸せに生きていくためにはどうしたらいいか
この一行はないほうがわかりやすい 伊集院
実は「よくできています」だけに頼るのはよくない 伊集院
「疑う」=好奇心・探求心の種類
色自体が何色か分からない それらを良き疑問として良き疑念として
自分たちの中で育みながら成長していく それが我々人類を含む
社会の洞察力に繋がっていくんじゃないかなって思う ヤマザキマリ
0 件のコメント:
コメントを投稿