2026年3月23日月曜日

100分de名著 田島征三「ぼくのこえがきこえますか」

AIは記憶力のみお水取り

AIは思考力ゼロ東風(こち)吹かん

AIは多数決春の筍

AIや正義を持たぬ春の夕

陽炎や創造性なきAI

 

100de名著 絵本スペシャル③田島征三「ぼくのこえがきこえますか」

沈黙に耳を澄まして

サヘル・ローズ 伊集院光 阿部みちこ

作者は絵本作家の田島征三(1940年生まれ・86)

「日・中・韓平和絵本」シリーズとして2012年に刊行

帯 わたしたちは戦争がだいきらいです!

 

サヘルさんの養母の言葉

「イラクを憎まないで欲しい 戦争は勝ち負けではない」

親を殺された憎しみを種に少女兵として戦場に出ていたかもしれない

どう言った言葉を受けるかによって人間は変わっていく

 

「くにのために たたかえ」と

みんなに はげまされて、ぼくは せんそうにいった。

かあさんだけが ないていた。「さようなら。かあさん」

 

めいれいだから、てっぽうを うった。

ぼくと おなじ にんげんに むかって。

 

てきのほうだんが ぼくに むかって とんできた。

ぼくは にげることも よけることも できなかった。

 

恐怖心がこの砲弾の大きさ

戦争を始めた人間はここには立たないという無責任さ サヘル

 

為す術のなさ 伊集院

 

かみのけと めが もえた。

あしも おなかも かおも なくなった。

ぼくの からだは とびちった。

 

言葉の残酷さのギャップが突き刺さる怖さ

日常にあふれている美しいものが戦争が始まった瞬間恐怖に変わる

今も花火にトラウマを感じる サヘル

 

命の根っこに見えた サヘル

怒りをそのままにしてしまうと 憎しみの連鎖だけれども

怒りという感情を癒すことで そこから根っこが生えて新しい何かが宿る

イランは長年シリアのアサド政権に軍事支援をしてきた

憎しみの種が戦争で生き延びた人たちに残されてしまう

残された人たちをどうやって癒せるのだろう サヘル

 

怒りが殺意になる前の段階 伊集院

 

魂となってお母さんの元へ

 

かあさんが ないている。

もう ぼくが せんししたことを しったのだろうか。

「にいさんの かたきを うってやる!」

おとうとが いかっている。

 

おとうとの いかりが みえる

ゆきばもなく とろとろと うずまく いかり。

 

あっ おとうとが せんそうに ゆく。

やめろ。もし きみが しんだら 

かあさんは ひとりぼっちに なるんだよ。

 

怒りで出来上がっている弟 同じ赤色 

 

敵を討ったからといって 亡くなった魂は戻ってくるわけではない サヘル

 

てきも いかっている。にくしみが もえあがっている。

だれのために たたかうのか。

だれのために ころし だれのために ころされるの

なんのために しぬの ひどい しにかたをした ものたちが

てきも みかた もなく たましいになって のぼってくる

 

おとうとが しんだ かあさんの かなしみが みえる

どんな いかりよりも つよく ふかく はげしい かなしみ

 

最語の言葉

ぼくたちの すがたは だれにも みえないけれど あなたに つたえたい。

ひとが ひとを ころす せんそうの こと。

あなたと おなじように いきていた ぼくたちのこと。

ぼくの こえが きこえ ますか

 

「俺は誰のために殺してきたんだろう」伊集院

仰向けに寝て空を見た時

 

戦争の無意味さ・重さを突きつけられる 

お互いに銃を向けている誰かも分からない 

でもそこで引き金を引いて人を殺してしまう 報われない サヘル

 

私たちが日常を当たり前のように過ごさない サヘル

 

絵本作家 田島征三(86)の言葉

どこの国の人にも どの時代の人にも 

説得力のある絵本にしなくてはいけない

ひとつのスローガンとして強烈に訴えれば

届きやすいようにみえる

けれどひいてしまう人々は 直接的であればあるほどひいてしまう

人の心に沁み込むような 表現の仕方を僕はやりたかった

主人公に託した思い

憎しみというものは なにも生み出さない

主人公の「ぼく」は 必死になってその声を届けようとする

今生きている若い人たちに なんとか 分かってほしい

それは決して諦めていない「お願い 聞いてくれ」

この本を読んだ人たちに届けよう気持ち努力は

最後の最後まで表現しようとしている

 

戦争を憎んで人を憎まない それはできるのかなあ 伊集院

 

どの国の戦争に置き換えても読める 

ここに描かれている血の色だって同じ色

人が人なんだよ サヘル

 

みんな勘違いして読んでほしい ウクライナの人が書いたと思って…。

ロシアの人が書いた本です。と思って読んで欲しい。伊集院
みんな同じ感情で動くのにどうして我々は戦争をしてしまうのだろう 伊集院

 

「聞こうとしてますか」という問いに見えるタイトル 阿部

 

しっかり想像力を働かせないと聞けない言葉がいっぱいある 伊集院

 

NHKさまの秘めた思いしっかり受け止めました。

今こそ立ち上がらないと…。

二度と戦争を始めてはなりません…。

0 件のコメント:

コメントを投稿